#24 セーターくん ページ24
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「ん、こっちこそごめん。怪我ない?
ったく、このあほが!」
「いでっ」
緑のセーターを着た謝った人は、あたしと赤のセーターを着たぶつかったであろう人の頭を軽く叩いた
「ほら、お前も謝れ」
赤セーターくんは、緑セーターくんに背中を叩かれ、笑顔を作って少し頭を下げた。
「ごめん、前見てなかったわ」
ぺこ、と下げた頭には葉っぱが乗っていた。
それがどうしようもなく気になったので
取ることにした
『…失礼します』
彼よりも身長は小さいが、それほどの差はない。
軽くひょい、と拾い上げると、緑セーターくんがおお、と歓声をあげた
「あざます!」
取ったことにより葉っぱが付いていたことに気づいた赤セーターくんは、勢いよくお辞儀をした
『いや、別に大したことしてないから』
「それでも、わざわざ取ってくれたんやろ?優しいなぁ」
余程嬉しかったのか、赤セーターくんは尻尾を振っている犬みたいにはしゃいでる。
そんな彼らと微笑んでいると、後ろからそらるが抱きついてきた
「何してんの小林くん」
抱きつく、というか…腕の中?頭に顎乗せられてる。
…さすが高身長許さん
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字数制限により、一話を二話にわけてるのでめちゃくちゃ短いですすみません!
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一応歌い手の、みにまーむ(プロフ) - 栗山さん» すみません。自分勝手で… (2018年3月30日 23時) (レス) id: 69f1870dfa (このIDを非表示/違反報告)
栗山(プロフ) - 一応歌い手の、みにまーむさん» 大丈夫です!また通知いただければ飛んでいきます! (2018年3月30日 23時) (レス) id: 0cac728535 (このIDを非表示/違反報告)
一応歌い手の、みにまーむ(プロフ) - 栗山さん» 時間がある時でもいいですか? (2018年3月30日 22時) (レス) id: 69f1870dfa (このIDを非表示/違反報告)
栗山(プロフ) - 一応歌い手の、みにまーむさん» コメントありがとうございます。もしよければ詳しいお話聞かせていただけないでしょうか…?掲示板を作っていただけると幸いです!Twitterでも可能です! (2018年3月30日 22時) (レス) id: 0cac728535 (このIDを非表示/違反報告)
一応歌い手の、みにまーむ(プロフ) - 歌い手さんを使わずに、同じような設定で作品を書いてもいいですか? (2018年3月30日 10時) (レス) id: 69f1870dfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:栗山 | 作成日時:2017年9月2日 13時