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亜 「 いってぇ... 」
ズキズキする頭をなんとか起こしてリビングに行くとそこに置かれたのは記念日にAにあげたペアリングと家の鍵。
亜 「 ....は?..... 」
馬鹿な俺でもわかるよ。この置かれたペアリングと合鍵が何を意味しているかなんて。
俺とAの関係は終わったんだ。
__________
隼 「んもう!亜嵐くん!話聞いてる?! 」
あれからしばらくぼーっとしてたら隼から「美味しいご飯が食べたいです」なんてメッセージがはいっていて今に至る。
隼 「 てかなんで別れたんですか?上手くいってると思ってたのに 」
枝豆を自分の口にパクパク放り投げていく隼
亜 「 ...つーかなんで知ってんの? 」
隼 「 んーなんか昼間トレーニングしてる時にAからみんなに話してたーあーでも別れた理由までは言ってなかったけど!まあどうせ亜嵐くんがなにかやらかしたんでしょ? 」
後輩のくせにズバズバ言ってくる隼。まあいい奴だし可愛い奴だから憎めないんだけど。
それから全部話した。Aに対するモヤモヤを全部。
隼 「 ...ふーん..。亜嵐くんってAのこと知ってるようでぜーんぜん知らないよね! 」
亜 「 どーゆう意味だよ.. 」
隼 「 だーってそうじゃん!仕事終わりに何も声かけてくれないってきっとAなりに気遣ったんでしょーそれにAも忙しいのにご飯作って待っててくれるんでしょー?こんないい彼女いないっすよー? 」
ズバズバ言うようで的確な隼になんも言い返せない俺。
隼 「 俺、亜嵐くんとAのカップルほんっとーに好きなんで!さっさと仲直りしてください!もううじうじ悩んでる亜嵐くんめんどいもん!いつものおちゃらけた亜嵐くんに戻ってください!以上でーす!さ!お腹いっぱいなんで帰りましょ! 」
言うだけ言って食うだけ食って帰って行った隼。本当に生意気だけど一番付き合いが長いだけあって俺の理解者。
__________
( あとは行動するのみだよ亜嵐くん )
( きっと亜嵐くんなら大丈夫なはず )
(だって俺の大好きな尊敬する人だから )
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美紀 - この小説も作者さんの小説大好きです移行おめでとうですリクエスト出来たらGENEのかくれんぼ書いてほしいです (2018年6月14日 15時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。涼太君格好良すぎだね。 (2017年4月24日 7時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
詩苑 - 涼太君が色々仕事が重なりストレスが溜まちゃって倒れ,,,,メンバーがあれよこれよと看病する。 (2017年4月20日 18時) (レス) id: 733857bc49 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。亜嵐君優しい~ヤバい~格好良すぎだね。 (2017年4月2日 7時) (レス) id: 2f2289b391 (このIDを非表示/違反報告)
由依 - 更新大変だと思うけど、頑張ってください! (2017年3月13日 21時) (レス) id: 2b9b47e1f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:m o n a . | 作成日時:2017年1月9日 16時