美男美女カップルと愉快な仲間たち ７

＊ ページ4

A side.



「...........ん..............」






亜「A......？わかる？」







目を開けると白い天井と薬品の匂い。ここが事務所じゃなく病院だってことくらいはわかった。









隼「A〜〜〜っ！！！！(泣)よかった、！！！気づいてあげられなくてごめん、！！」







ボロボロ泣きだす隼。なんでお前が泣いてんだよってツッコミをいれる玲於。







......そうそう。これこれ。私が今求めていたもの。









裕「A3日も寝てたんやで〜！」






「え、仕事は.......？」






涼「ばーか。今はいいの。」





ふわりと頭を撫でる涼太の大きな手が心地良い。









龍「........で？何をそんなにAのことを苦しめてるん？」








相変わらずビシビシくるよね龍友くんは。笑









「.........あのね................................」









きっかけは些細なことだった。








きっとファンの子も何気なく書いたんだと思う。









『A最近トレーニングしてるブログ更新しないけど女だから免除されてんのかな(笑)』









.......やっぱり男7人の中に女1人いることを好まないファンの人たちはいっぱいいて。









......女だからとかそういうのが一番嫌いな私はGENERATIONSが馬鹿にされないためにもトレーニング量を増やした。仕事も増やしてとにかくガムシャラに仕事した。









.......でも心にぽっかり空いた溝が埋まることはなかった。









玲「........ばーか。一人で悩んでんじゃねえよ。んなこと言った奴俺がぶっ飛ばしてやる。」






裕「うちのAちゃん泣かせる奴は俺が許さへんで〜！笑」






メ「Aは充分頑張ってるよ。」






「うっ、、、もうみんな大好き〜、！！泣」





涼「うわ〜メンディーさん泣かせた〜」





隼「マジで謝罪して」





亜「俺の彼女泣かさないでもらえます〜？」






メ「えっ、！ちょ！ごめんって！！」









やっぱり私はこのGENERATIONSの空気が大好き。









永遠なんてない









いつかお別れする日が必ずくる









その日までずっと7人でいたいって









心の底から思うの。

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