白38 ページ39
「ねぇA！この間の試合でジョゼフさんにアフタヌーンティーを誘われたんだけど、貴女も来ない？」
ウィラに数時間前にそう言われて、共有フロアにやって来た。
いつもより大きめのガーデンテーブルに真っ白なクロスが掛けられている。
ハイティースタンド、カップ、ソーサーは青と黄の薔薇が描かれたとても美しいデザインだった。
デザートやサンドイッチが美味しそうに並んでおり、淹れたてのジョゼフさん特製の紅茶はとても良い香りでこの空間を包んでいた。
「初めまして、噂は聞いているよ。私は写真家のジョゼフ…よろしくね」
『私はAです。お招きいただきありがとうございます』
ジョゼフさんは私の手をとり、甲にキスをした。
自然で優雅な振る舞いに、緊張しているとウィラが笑って席に案内してくれた。
『三人？』
「えぇ、ジョゼフさんがAと話がしたいって言ってたから」
「ゲームでは会うことが出来ないからね、ウィラにお願いしたんだ」
『そうなんですね』
ジョゼフさんとティータイム過ごせるのが嬉しい〜、照れながら耳打ちしてくるウィラ。そう、彼は彼女の想い人。
なるほど確かにかっこいい。
嬉しそうにしている、いつもより数倍は可愛いウィラを見てそう思った。
三人での楽しい会話。
ハンターは怖いもの、初めて試合を見た時からそう思っていたのだが…それは今日覆された。
美味しい紅茶に甘酸っぱいソースのかかったスコーンを頬張っていると、ジョゼフさんが困ったような表情で私を見ていたのに気が付いた。
『あ、ごめんなさい…マナーとかよく分からなくて、美味しくて…がっついちゃってます…』
「ぷっ、違うよ」
『あれ…？そういう事ではなく？』
「そんなのジョゼフさんは気にしないわよ、この間なんかウィリアムが手づかみでマフィンを盗って行ったのよ？」
想像したら吹きそうになった。確かに、陽気な彼なら悪気もなくやりそうだ。
「天使は天国の事は分かるのかな？」
『天国ですか？』
「私は、死んでからここでハンターになったのだが…その……」
突然、もごもごと歯切れが悪く発語するジョゼフさん。
すぐに今からの内容が、私と話してみたかった理由だって気付いた。
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朱璃(プロフ) - uruさん» 無常！良いですよね、かっこいいですよね(嬉)！！それにしても傭兵君ってめっちゃ人気なんですね〜♪かっこよくて可愛いから…当たり前かなw (2021年11月26日 9時) (
レス) id: d7c7228678 (このIDを非表示/違反報告)
uru(プロフ) - 作者様の推し、分かります( ˇωˇ )ちなみに私は無常が再推しで傭兵が推しです (2021年11月25日 22時) (レス) id: 8bf1a19eb7 (このIDを非表示/違反報告)
朱璃(プロフ) - RENKAさん» うあぁぁ、ありがとうございます！！(嬉)いい子達に育つよう頑張ります〜♡♡♡ (2021年11月15日 15時) (レス) id: d7c7228678 (このIDを非表示/違反報告)
RENKA - 朱璃さんは絶対良いお母さんになりますね！…なんか感動してきた(笑)本当におめでとうございます👏🎉 (2021年11月15日 2時) (レス) @page50 id: b5b9f86a00 (このIDを非表示/違反報告)
RENKA - お久しぶりです！それとご出産おめでとうございます！🎉💓出産お疲れ様です！元気にご成長されることをお祈り申し上げますm(*_ _)m (2021年11月15日 1時) (レス) @page50 id: b5b9f86a00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱璃 | 作成日時：2021年10月20日 20時
