今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:8,955 hit
小|中|大
* ページ1
.
目を覚ますと、目の下を腫らした女性と、
それを心配そうに見守っている男性が視界に映る。
女性は「飛鳥」そう言って私を強く抱いた。
呆然と彼女の顔に目を向ける。
ここは病室だった。
白っぽい無機質な部屋。
体にはたくさんのコードのようなものが繋がれていて。
私は内心凄く動揺していた。
「目を覚ましたんですか」
それから数分。
そこに飛び込んでくるように白衣をきた白髪混じりの男性が入ってくる。
私の怯えるような顔を見て、
女性への視線を奪うように私の視界に入ってきた。
「君、名前は分かるかい?」
私は答えることができなかった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
39人がお気に入り
39人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:栗原 | 作成日時:2018年10月7日 19時