25話 ページ25
京「今回のドラマ、主人公の研修医としての成長を描くんだけど、最初主人公は内科にいて、次に総合外科にやってくる。、俺は総合外科からの出演。比較的主人公に年齢が近いから、近くで優しく見守って、。最終的には惹かれあっていく。、っていう設定。」
森「めっちゃいい役じゃん。前回のシンガーソングライターの役はちょっとチャラい感じだったから、今回は逆？」
そうかも。あ、でも。
京「モテる役らしいよ。、医者だから。モテようと思わなくても、モテちゃうみたいな。」
田「めっちゃいい役じゃん。いいな。俺もそういう役やりたい。」
松「Aちゃんに言ってみなよ。俺の4月期のドラマ持ってきてくれたのAちゃんだよ。」
そうだったんだ。
森「本当に優秀なマネージャーだよね。」
高「うん。あ、ごめん。ちょっとお手洗い行ってくる。」
ーあなたsideー
東「そういえば、スカーフ使ってくださってるんですね。」
「はい。これ可愛くてお気に入りなんです。、仕事の時はスーツなので、お出かけの時に重宝してます。」
東「じゃあ、今度は仕事の時にもつけれられるようなものをプレゼントしますね。」
、え？
「あ、いや。そういうつもりでは。」
東「プレゼントさせてくださいよ。、何がいいかな。、時計とか。、今度一緒に買いに行きましょう。クリスマスプレゼントがわりです。」
「あ、じゃあ。私も何かプレゼントさせてください。」
東「っふふ。はい。なんか、普通の恋人みたいですね。」
普通の恋人？
東「あ、わかってます。まだお試しというか仲良くなってる途中ですよね。、この空気、居心地がいいのでつい。」
「私も居心地いいです。晴人さんの優しいお人柄のおかげですね。」
高「あれ？Aちゃん？」
ん？この声は。
「え、高地さん。どうしてここに？」
高「向こうの個室でメンバーと飲んでて。、あ、えっと。」
東「はじめまして。Arriverの代表取締役社長の東雲晴人です。」
Arriverってお洒落な社名だよね。
フランス語で到着するっていう意味で。
高「あ、高地優吾です。」
東「いつもテレビで拝見してます。Aちゃんがお世話になってます。」
高「あ、いえ。いつもお世話になってるのは俺らの方で。邪魔しちゃってすみません。、じゃあ、Aちゃん。また明日。」
「あ、うん。また明日。」
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作者名：かなこ | 作成日時：2022年11月28日 16時
