47話 ページ47
ーあなたsideー
これでも、元救命医。
看病のために1日徹夜なんて楽勝。
だけど、ちょっと疲れたかも。
今7時か。
9時に入りだから、。
移動時間を考えるとそろそろ起こしておこう。
「松村さん、そろそろ起きられる？」
っふふ。ちょっと眠そう。
松「おはよ。今何時？」
「7時。さっき送迎用の車を駐車場に停めてきたから、すぐ出られるよ。、朝ごはん、食べられそう？」
松「食べる。ん？体が風邪ひく前より軽いかも。めっちゃ元気。」
よかった。顔色もいい感じ。
「今、ご飯用意するから待ってて。」
松「体調大丈夫？」
「うん。元気元気。じゃん。ハチミツヨーグルト。あと、フルーツでしょ。ガッツリ食べたかったら、アボカドトースト作るけどどうする？」
松「ヨーグルトとフルーツだけで大丈夫。」
よし。じゃあ、これ出すだけか。
「はい。どうぞ。」
松「Aさんのご飯は？」
え？
松「ないの？」
「松村さんたちが雑誌の撮影してる間に食べておくから大丈夫。」
あんまりお腹空いてないし。
松「そっか。ん。このヨーグルト美味しい。このハチミツって。」
「フランス産のリンゴ蜂蜜。この間フランス系のお店で買ってきたやつが家にあったから持ってきてたの。喉にいいし、食べやすいでしょ？」
松「うん。今度さ、お礼にご飯でも行かない？」
そんなの気にしなくて良いのに。
「気にしなくて大丈夫だよ。」
松「俺がAさんとご飯に行きたいんだけど。だめ？」
ダメではないけど。
松「京本とも行ったんでしょ？」
「うん。、とりあえず体調が万全になってからね。ドラマも忙しいんだし。」
松「わかった。」
ー京本sideー
北斗の看病をAちゃんがしていた影響で、入りも北斗とAちゃんが一緒。
昨日一晩一緒ってどんな感じだったんだろう。
今日の雑誌の撮影は北斗とペア。
いつもはお互い好きなことをして過ごすけど、話しかけたい。どうしよう。そう思っていると北斗から話しかけてきた。
松「京本、ちょっといい？」
京「あ、うん。」
松「俺、Aさんと今度ご飯行くことになったから。」
仲良くなったってこと？
フェアでいきたいし、言っておこう。
京「そうなんだ。、俺この前Aちゃんに告白したよ。」
松「、え？」
京「Aちゃんさ、お見合いの話がだいぶ進んでんだよね。だから、早く手を打たないと。」
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作者名：かなこ | 作成日時：2022年11月12日 11時
