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40話 ページ40

衣装合わせ、進んでそう。

そう思って見渡していると、松村さんと目が合った。





松「Aさん、終わったの?」





「うん。」





なんか衣装着てるといつもと雰囲気違うな。




京「Aちゃん、見て見て。どう?」




衣装はバチバチなのに、なんか仕草とか顔が可愛い。





「、っふふ。良いと思うよ。」





これでライブの時はいい感じにきまってるんだもんね。アイドルってすごいな。






京「え、今笑わなかった?変?」





「ううん。ギャップすごいなと思っただけ。」






ジ「Aちゃん、こっちとこっちどっちが好き?」





ジェシーさん?話しかけてくるの珍しいな。





「私的にはこっちが好きです。」





ジ「こっちね。オッケーじゃあそうしようかな。、あ、俺にも敬語使うの禁止ね。」




そんなあっさり決めて良いのかな?




「うん。わかった。」





松「Aさん。これとこれならどっち?」





うん?

どっちも良いけど。、。





「うーん。こっち?」





松「やっぱりそう思う?俺もこっちが良いと思うんだよね。」





お気に召したようで何より。



うん。よかった。





松「ね、後でさ、スタッフのラインのグループから連絡先拾って良い?」





仕事用の連絡先なら渡したはずだけど。



まあ、いっか。





「うん。いいよ。」





ー松村sideー



きょもと2人で話している時の2人の雰囲気を見ているとなんかイライラする。



ドラマの撮影中ずっときょもつきだったからか、Aさん自体がきょもに懐いているのは元々わかっていた。

俺のドラマの撮影はクランクインしてすぐにトラブルで撮影が中断になってAさんが俺つきから全体つきに変わってグループ全体の仕事以外でドラマが終わるまでは会えなくなってしまう。





正直ドラマの撮影は忙しいけど、モタモタしていると京本に取られる気がする。


早く仲良くならないと。




「松村さん?どうかした?」




松「え?」





「あ、いや。なんか怖い顔してたから。」




顔に出てたのか。





松「なんでもない。」







「そっか。何かあったら言ってね。」






仕事だとしても、俺のこと見てくれるんだから、少しは見込みあるはず。

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作者名:かなこ | 作成日時:2022年11月12日 11時

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