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27話 ページ27

ーあなたsideー



騒動の影響なのか、質問の返しがはまったのか、松村さん、私に懐いた?





松「、Aさん?聞いてる?」





「あ、うん。」





松「それでこの人にも俺ハマってるんだけど、Aさん読んだことある?」





「あ、読んだことないけど、名前は知ってる。デビュー作読んでみたいんだよね。」





まあ、タレントが心を許してくれるというのはマネにとってはいいことだよね。







松「ほんと?俺、今読んでるから読み終わったら貸すよ。」





「え、嬉しい。ありがとう。」





(コンコン)




田「失礼します。あれ、北斗?」




あ、田中さん。




松「樹、来たんだ。」




田「うん。ラジオまで時間が空いたから。。、Aちゃん、怪我の具合どう?」





「怪我なんてそんな大袈裟なものじゃないですよ。元気です。」





ん?何か手に持ってる。




田「お見舞い何を持ってきて良いかわからなかったから、お花にしたんだけど、迷惑?」





綺麗。
柔らかい色の花を使った、小ぶりの花束。
明日退院だし、なるべく邪魔にならないように気を遣ってくれたのかもしれない。




「ありがとうございます。嬉しいです。」





田「じゃあさ、その敬語そろそろ辞めてくれない?きょもにはタメ口で話してるじゃん。」






タメ口というか。





「京本さんはその方がリラックスできそうなので、そうしているだけですよ。」






田「じゃあ、北斗は?」





松「さっきからタメ口。、あれ?今まで敬語だったよね?」





「うん。距離感が掴めたというか、タメ口の方が良さそうだったから。」





田中さんは、なんだかよくわからない。


フレンドリーだけど、なんか。






田「じゃあ、俺もタメ口でお願い。」





「うん。わかった。」





田「北斗さ、元気ならラジオ来る?本当はジェシーの予定なんだけど、入り早いから可能なら変更したいって。」





そっか。確かに、ジェシーさん、次の日の入り6時だった。






松「いいよ。俺がやる。大丈夫だから。」






田「近況報告で今回のこと話す?どうする?」






松「話そうかな。心配してくれてる人もいるだろうし。」






それが良いかもしれない。

文章よりも声の方が安心感あるし。
今日のラジオは私も聴こう。

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作者名:かなこ | 作成日時:2022年11月12日 11時

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