25話 ページ25
これ、ファンの人は相当心配してるだろうな。
申し訳ない。
Twitterの反応見てみようかな。
京「あ、北斗がグループになんか送ってる。、Aさん、ブログに今日の出来事を正直に書いて良いかって。」
まあ推しが無事ってわかった方がファンの人も安心するよね。
「好きなように書いていいよって伝えてくれる？」
京「うん。わかった。」
(コンコン)
看護師さんかな？
「どうぞ。」
看「失礼します。そろそろ面会終了時間です。」
二「うわ、もうこんな時間か。京本、帰ろっか。」
うわ、結構遅い時間。
「こんな時間まで引き止めちゃってごめんね。」
京「いいよ。元気そうで安心した。またね。」
ー次の日ー
一通りの検査を終えた私は、Twitterで色々と反応を確認していた。
@
ブログ更新されてた。
マネちゃん、守ってくれたんだね。ありがたいけど、怪我が心配。
@
何があったのかよくわからないし、憶測で言うのは良くないと思うけど、一方的な好意が舞香側にあったのかな。だとしたらマネが介入するのも納得できる。
@
マネちゃん心配。お大事に。
@
本気で突き飛ばすつもりなかったのかもな。北斗の体格的に耐えられるものもマネちゃん華奢って聞いたことあるし、耐えきれず落ちちゃった可能性もあるよね。
でも、タレントが危ないめにあってるのを自分の身を挺して守るってカッコ良すぎる。
マネちゃん、ありがとう。
なんか私のこと心配してくれてる人が沢山いる。
SixTONESのファンの方々優しいな。
ありがとう、か。
そんな大層なことしたつもりはないし、体が勝手に動いただけなんだけど。
(コンコン)
颯「A、来たよ。」
お兄ちゃん。ちょうど良いところに。
「パソコン持ってきてくれた？」
颯「うん。パソコンと着替えとタオル持ってきた。せっかく休めるんだから、仕事のこと考えないで休みなよ。」
お、着替えとタオルも？お兄ちゃん、気がきく。
「ありがとう。忙しいのにごめんね。」
颯「大丈夫。ただ、明日退院だよね？退院は付き添えないかも。フライトがあってさ。ごめん。代わってもらうわけにもいかなくて。」
別に骨折とかしたわけではないし。
一人でも大丈夫そう。
「気にしないで。大丈夫だから。」
颯「一応母さん達にも連絡したんだけどさ、アメリカにいるし急には来られないっぽい。」
連絡しちゃったんだ。
「なんか言ってた？」
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作者名：かなこ | 作成日時：2022年11月12日 11時
