11話 ページ11
ーあなたsideー
やっちゃった。
最近貧血なってなかったんだけどな。
迷惑かけちゃったな。
京「大丈夫?」
そう言いながら戻ってきた京本さんの手には大量のトマトがのっているお皿が。
こんなに毎日食べてるの?ってびっくりしていると。
京「はい。これ。」
と言いながらテーブルに置いた。
「え?」
京「美味しいよ。食べなよ。」
気使ってくれた?
「ありがとう。ごめんね。具合悪いとかじゃなくて、ただの貧血だから。」
京「貧血?じゃあ、近くでご飯食べたら気持ち悪くなったりする?」
「大丈夫。」
京「じゃあ、一緒に食べよ。他に何か食べたいものある?オムライスはんぶんこする?」
あんまり食欲ないからな。
「トマト食べようかな。あとは大丈夫。」
京「そっか。わかった。」
ー京本sideー
「おいしい。、え、トマトってこんなに美味しいんだね。」
ちょっとだけ顔色良くなってきた。
よかった。
京「ね、もともとこういう体質なの?貧血は昔から?」
「、あ、うん。小さい時から貧血になりやすくてね。ごめんね。びっくりしたよね?仕事には支障出さないようにするから。」
京「何かあったら頼ってよ。チームで仕事してるんだから。」
泣いてる?、え?
京「大丈夫?」
「うん。なんか、色々思い出しちゃって。」
無理に聞き出さないほうがいいか。
やめておこう。
ーーーーーー
ー数日後ー
田「きょも、おはよう。ドラマ見たよ。後2話なんだって?」
京「おはよ。今ね、最終回の撮影してる。」
歌番組の日がやってきた。
やっぱりSixTONESに会えるとホッとする。
ジ「今日、ソロでも歌うんでしょ?見に行っちゃおうかな。」
森「お、いいね。みんなで見にいっちゃう?」
(コンコン)
「失礼します。そろそろメイク入ってもらいますね。」
田「お、Aちゃん。久しぶりじゃん。今日出るんだって?がんばってね。」
「ありがとう。頑張ります。」
緊張してなさそう。
すごい。度胸あるタイプ?
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作者名:かなこ | 作成日時:2022年11月12日 11時