日常。A.M ページ21
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雅「トコトン♪トコトン♪」
A「ふふっ…CM？笑」
雅「えっ？！あ、やべ。歌ってた？」
A「うん笑」
雅「いや〜〜。あの歌すげぇ頭ん中回るんだよね笑」
なんていいながら。
自分が出てるCMの柔軟剤をドボドボと洗濯機に入れる旦那様。
もちろん、二宮さんの洗剤も入れながら
『受けて立つ！』とかよく言ってる笑
休みの日はいつも、まーくんが洗濯をしてくれて
彼が2人分の洗濯物を干してくれてる間、私は乾いたやつを畳む係で。
タオル、タオル、Ｔシャツ…
次々に畳みながら、手に取った見覚えのないそれ。
…やけにオシャレだな。
A「ね、まーくんこんなＴシャツ持ってたっけ？」
雅「ん？あ！それね、ロケでしょうゆ零しちゃって、買い取ったんだ〜〜」
A「またぁ？笑」
うちの旦那様はよく、衣装を買い取る
それは、気に入ったから♡って理由もあるんだけど
こうやって汚しちゃって買い取る場合もあるから
まーくん用のクローゼットを作っちゃうくらい、服が増えて仕方ない。
雅「まぁ、そのくらいのＴシャツなら持ってても良くない？可愛いし！」
A「…そうだけども。」
ふふふ〜〜ってニコニコ笑ってる彼。
私がこの笑顔に弱いの知っててやってるな…
って分かってて、怒れない私。
前に、「これ以上服増やしてどーすんの！」って私が切れて
若干ケンカになったことがあって。
だってあまりにも衣装買い取ってくるから！
そのときまーくんはシュンとして、「ごめん…」とか言ってたけど
それでも繰り返しちゃうんだよねぇ、この人は。
そのたんび、私が怒る前にこーやってニコニコ。
もはやその笑顔に惚れた弱みよね…
目を見てニッコリ微笑まれると
仕方ないな…って思わせる不思議な力が彼にはあるというか。
雅「さーて。洗濯も終わったし、今日はどっか食べ行く？」
A「あ、こないだお義母さんからもらったギョーザ！」
私の大好物！
ずーっとずーっと楽しみに取ってたの！
キラキラした目でまーくんを見つめて言えば
彼は途端に困った顔になって
雅「あー、それこないだ風間が来たとき一緒に食ったからもう無いや…」
A「はぁ？！」
なんですと？！
A「なんでよ！私の好物知ってるくせに！」
雅「ごめん…だって腹減ってたし」
A「ありえない！まーくんのバカッ！」
雅「ごめんって〜〜。あ、なんなら今から実家行く？」
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作者名：くぅ。
| 作成日時：2015年8月24日 16時
