・ ページ12
照side
「ふっかって、優しいよね」
ふっか「なんだよ急に！」
「なんか、優しくて
みんなのお兄さんなんだなって思った」
ふっか「まぁ俺も小さい頃は 歳上の人たちに 優しくしてもらってたからね」
「そうだったんだ。」
"小さい頃" か…。
最近ここへ来た俺なんかより、ずっとずっと前から
ここで闘っているんだよね。
ふっか「あ、こいつずっとここにいるんだなとか
今思っただろ！わら」
「え！違うよ笑
ずっと頑張ってて、すごいなって。」
ふっか「入院歴の長さなんて、
なんの自慢にもならなんねぇよ！」
「でも、
ふっか「それに、ここでは誰が一番辛いとか、
誰が一番頑張ってるとかもなくね？」
………。
ふっか「もう！！
来たばっかとか、気にすんなよ！わら」
「えっ…」
心が見られてるようでびっくりした。
「俺も一緒に頑張りたい。 いいかなぁ？」
ふっか「当たり前だろ！
あ、でも先に退院したら許さねぇかんな！」
「うん！俺も笑 」
ありがとう ふっか。
やっぱり優しいよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 823人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
staym(プロフ) - ゆきさん» コメントありがとうございます。応援していただけて嬉しいです！お応えできるように頑張ります！ (2021年12月5日 22時) (
レス) id: beb1229705 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - いつも楽しく読ませて頂いてます！ふっかの骨髄穿刺もみてみたいです。先生たちに反抗的な態度で受ける感じでお願いしたいです。応援しています (2021年12月5日 5時) (レス) id: 3196b3602d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：staym | 作成日時：2021年12月5日 1時
