JUMPing HOUSE

２．大貴 ページ8

いつものベッドに寝かせて、トントンしてあげる。




ちょっと苦しそうだけどなんとか眠ってくれた。




…それにしても、




「「あぁ可愛い」」




え？ハモった？




ニ「君たち兄弟は全員見てきましたが、寝顔だけは可愛いんですよね。いつもはわがままだし我慢ばっかするくせに」




ギャップ萌えですかね、




笑いながら言う二宮先生。




先生だって、笑顔可愛いよ。









４時間目終了のチャイムが鳴り、大ちゃんを起こした。




ちなみに俺はずっと二宮先生とゲームの話してました☆(てへっ←




ちょっとはマシになったみたいでお弁当も半分くらい食べれた。




５時間目は、体育。




種目はサッカー。




涼「大ちゃんどうする？」




大「ん、見学しとく」




涼「うん、そうした方が良いと思うよ。俺もついとこうか？」




大「ううん！涼介サッカー好きじゃん。ダメだよ」




涼「分かった…大ちゃん、無理しないでよ？」




大「分かってるって！」




にこっと笑って手を振ってくれた。




あんな可愛い子をおいていくのは嫌だけど、仕方ない。









―――ごめんね、大ちゃん。やっぱり傍に居れば、こうはならなかったのかな―――？

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