今日:6 hit、昨日:14 hit、合計:40,394 hit
小｜中｜大
9話「不幸少女は人に優しくされました」 ページ10
ふと目が覚める。
「ここは…………」
「起きた？」
「菊地原くん！？」
なんで私菊地原くんの部屋に
「キミ廊下で倒れかけたんだよ」
「…………ごめんなさい」
はぁまた迷惑かけちゃった……
「……ねぇ」
「！？」
ギュッ
私は菊地原くんに抱きしめられる
やばいまた心臓うるさい////////
「泣いても良いよ僕が受け止めるから」
「なっ////////////////」
人優しくされたのは初めてで……
ダメ泣いちゃダメ
人前で弱みなんて……
それに泣いても助けてくれる人なんて………
ダメだって分かってるのに
我慢強いハズだったのに
「菊地原くん……ひくっ…うっ……」
初めて人に優しくしてもらい今まで我慢していた涙が一気に溢れてきた。
菊地原くんは泣き止むまでずっと抱きしめてくれた。
そして泣き疲れて私は知らないうちに深い眠りについていた。
本当にここなら私は幸せになれるのかな…
不幸少女ちゃん(イメ画)→←8話「不幸少女は人の温もりを知りました」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 42人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アレン | 作成日時：2019年3月9日 0時
