11話「不幸少女は買い物に出かけました」 ページ13
それから私と菊地原くんは町に出かけ服屋に入った。
うわぁ可愛い服たくさんある
それに.........
男の子と二人っきりってなんかデートみたい////////
けどそう思ってるのは私はだけだよね.........
「服選んだ？」
「色々可愛いのあるんだねあっ........」
マネキンの着てる服めっちゃ可愛い
フリフリで←実は可愛い物好き
けどあんなフリフリの私には似合わないか
それにスカートも短いし
こんな太くて短い大根足にら無理か…
「どうしたの？」
「なっなんでもないよ…あっこの服良いかも」
私はごくごく普通のTシャツやパーカーなどを選んだ。
「.........」
それから20分後
「こんな感じかな」
とりあえず一通りの服や靴下、下着などは買えた。
「じゃあレジに……」
「待って」
菊地原くんが私を呼び止める
「これ僕からのプレゼント、試着してみて」
「えっこれって…」
それはさっき私が可愛いと思ったフリフリの沢山ついた服だった。
「そっそんなこんなフリフリ似合わないよ.........」
「いいから早く着てみて」
私は無理やり試着室に連れていかれた。
そして着替えてみたのは良いけど.........
うわぁぁぁ
やっぱり全然似合わない.........
こんな姿菊地原くんに見られたくない.........
「着替えた？」
「えっ…まぁ一応…けどやっぱりぬ…」
シャーー
と試着室のカーテンが開く
「なっ////////」
「っ////////」
しばらくの沈黙
「やっぱり似合わないよ、これすぐに脱ぐね」
「っ////////とりあえず早く買おう////////」
「えっ？う、うん」
菊地原くんの顔が赤いのは気のせいだよね？
菊地原side
あの人はマネキンが着ているめっちゃフリフリした服を欲しそうに見ていた。
けど買わなかったを見たら多分似合わないとでも思ってるんだろう.........
そんな事ないと思うのに……
何故か僕はこの服を着たあの人を見てみたかった。
だから恥ずかしいけど僕からのプレゼントと言うことにした。
そして試着室で着替えたあの人を見てびっくりした。
想像以上に似合っていた。
「やっぱり似合わないよ、これすぐに脱ぐね」
なんて言うから脱いだ服を元の場所に戻さずカゴに入れて精算した。
ヤバイ顔赤くないかな僕？
12話「不幸少女は学校が怖いようです」→←10話「不幸少女はお義母さんに可愛がられています」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 42人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アレン | 作成日時：2019年3月9日 0時
