悪魔との交流 ページ5
「あー、紀村、今暇か？」
廊下を歩いていたAを教師の１人が呼び止める。
貴方『･･････まあ。』
「なら、この資料図書室に運んでおいてくれないか？今職員室に呼び出しくらって･･････」
貴方『(こいつほんとに教師かよお･･････)
はあい。分かりましたあ。』
「助かる、それじゃっ！」
生徒でさえも走らない廊下を全力ダッシュで駆け抜ける教師に溜め息が尽きないA。
貴方『んだよコレぇ、普通に私情挟みまくりのゴミじゃ･･････！』
文句を言いつつ下を向いていたAは誰かにぶつかってしまう。
貴方『すみませ･･････って、なんだ灰崎かよ。』
灰崎「アァ！？なんだとはなんだよ！」
貴方『いやあ、別に。謝って損したなあって。
ってか、サッカー部は？』
灰崎「日直。今から行く。」
意外と真面目な所もあるんだと目を丸くするA。
２人は別のクラスだが、新聞部であるAがサッカー部を取材した時に撮った写真を灰崎が気に入ったのをきっかけにこんな関係性になった。
灰崎「それよりも、お前どうしたこの紙。」
貴方『クソ教師に頼まれた。図書室行かなくちゃなんないんだよねえ。』
灰崎「危なっかしい。手伝ってやる。」
貴方『どーせ後からジュース奢らされそうだから結構でえす。』
灰崎に向けてあっかんべーをするのはまるで幼い少女のよう。
灰崎「チッ、こんな時は素直に頼れよ･･････」
半ば無理矢理Aから資料を取り上げる灰崎。
貴方『あ、ちょっ』
灰崎「奢れとは言わねえよ。ただ、水神矢から怒られそうになったら弁明頼むわ。」
貴方『(水神矢･･････？ああ、キャプテンか。)
そっちも素直じゃないねえ。はいはい、頼まれた。』
そう言うAの表情も満更でもなく、口角は上がっていた。
貴方『そういやさあ、最初初めて会った時は灰崎、こーんな素直じゃなかったよねえ。』
灰崎「･･････そうかよ。」
貴方『俺のことだって最初゛赤毛゛呼びだったし、今みたいに゛紀村゛って呼んでくれると思ってなかったよ。
いやあ、これも雷門から来た鬼道センパイのお陰だねえ！感謝感謝。』
灰崎「なっ、鬼道は関係ないだろ！」
貴方『うわっ、センパイ相手に呼び捨てはないわー。』
灰崎「(ダメだ、こいつとは合わねえ。)」
灰崎は悟った。
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究極のかにかま(プロフ) - 娘娘さん» 分かりました、１回試しにやってみます！ (2020年1月12日 13時) (
レス) id: 65c58cf727 (このIDを非表示/違反報告)
娘娘(プロフ) - 究極のかにかまさん» いなレアカード当たるんで、カード購入だけでも！ぜひやって見てください！ (2020年1月11日 22時) (レス) id: 51002aeb11 (このIDを非表示/違反報告)
究極のかにかま(プロフ) - 娘娘さん» コメントありがとうございます！そうですか･･････カード購入だけでもやってみましょうかね(笑) (2020年1月11日 21時) (レス) id: 65c58cf727 (このIDを非表示/違反報告)
娘娘(プロフ) - イナイレac面白いですよ！めちゃくちゃハマります！ (2020年1月11日 20時) (レス) id: 51002aeb11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：究極のかにかま | 作成日時：2019年12月15日 17時
