純粋無垢な終焉を 2 【D.Gray-man】 (ページ7)

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「行きなさいアクマたチ！！♡♡全軍で元帥共を討テェ！！！」

ドォォォンン！！！

「喰らえ」

ラビの火判は見事に伯爵を飲み込んだ

しかし、伯爵の一撃で火判は一気に消滅する

「元帥…ではないですネ、この程度ハッ♡
出てきなさイ…ねずみ共♡」

「…元帥の元へは行かせんぞ、伯爵」

砂嵐が去った後、空中に浮いている太った球体(伯爵)を見つめる

そこにはノアと思わしき奴らが4人

『(伯爵に次いでノアが4人か…、)』

「勝ち目があると思ってるんですカー？」

伯爵のその言葉に、私はグッと歯を噛み締める
江戸へ着くまでに私たちは体力を消耗し過ぎた、あのデブに正論混じりな事を言われると死ぬ程悔しいが、事実でもある

「あれが、私達の宿敵…」

リナリーは固唾を飲み空を見上げている

「マジで戦り合うつもりだっちょか！？このアクマの大軍にノア様が4人もだっちょよ！？勝ち目はないっちょ！！百パー死ぬ！！！」

「ぐ…言うなちょめ助…、」

ラビとクロウリーは苦虫を噛み潰したような表情をする

「あっちがスゲェのはわかってら、けど負け戦をする気はないさ」

『まあ殺らなきゃこっちが殺られるしね』

「ラビ、A…でも、こんなのやっぱり…負け戦だっちょよぅ…」

「ゴタゴタうるさい奴だ、負けるかどうかはやってみんと分からんわ！」

「そうそう、もしかしたらすっげーボロ勝ちじゃうかも
っしれねーだろがっ！！！」

そういうとラビとクロウリーは飛び出して行く

すると、1人のノアがコチラに向かって攻撃をしかけてくる

『、アイツ…』

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