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拳が振り下ろされる前にイノセンスで奴の攻撃を防ぐ
私の身体は巨体からしたら蟻にしか見えないだろう



防いでも巨人の腕力には敵わず、後方へと押し負けてしまう




『ゔッ…おっっもッ…!!』




巨体なお陰でティキの攻撃より一撃がかなり重い
傷が開きそうッ…




巨体のノアを視界に入れつつ後方の結晶に目を移すと
伯爵がリナリーに近づいているのか分かった




『リナリィーー!!』




伯爵は止まる事なくリナリーがいる結晶へと攻撃をした





その瞬間






真っ黒な空を割くように
リナリーのいる結晶の真上へ、なにかが降りていく




『空が、割れた…、?』




頭上を眺めていると大きな爆発音と共に辺りが砂埃で視界が霞む、これは霧…?



『何この霧、敵が見えない!』



鎌鼬を発動しようとした時、目の前で何かが揺らいだ
アクマかもしれないと思い、イノセンスを振りかざすも当たった感触がない



仮面のような真っ白なモノが上空を漂っている
もう一度イノセンスを構えた瞬間、私の目の前に何かが降り立った



「Aッ!?」



『…ア、アレン!?』



急な再会に目が点になる私を他所にアレンは私の肩を掴み
伯爵が来ていないか確認していた時





「まちやがれコラァ!!」





嫌な予感と声がする





霧を撒いて出て来たヤツは迷う事なく私とアレンの元に勢いを殺さず突っ込んで来る



「死ねェェ!!!」



「うわっ!?…神田!?」



『わっっ!?』



嫌な予感的中、私までとばっちり受けてるんですけど!?
私は思わずその場で尻餅をつく



神田は攻撃を受け止めた相手を見て目を見開いた




「!!?…モヤシ?、どういう事だ」






























原作ではラビの立ち位置なんですが、今回は主人公が強奪しました。なので少し変えてます。すみません

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作者名:こくう | 作成日時:2023年7月29日 1時

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