純粋無垢な終焉を 2 【D.Gray-man】 (ページ1)

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私が意識を失ってる間に、事は大きく進んでいた
クロスは現在日本にいて、江戸に向かっておりアクマの魔導式ボディプラントの破壊を任務としている

そこは、伯爵の…アクマの棲家だ

(クロス生きてちゃんと仕事してたんだなぁ〜…)
なんて考えもグッと飲み込んだ

アクマの棲家である江戸に足を踏み入れたら生きて帰れるのかなんて想像しただけでもゾッとする

でもこんな、ふざけた世界を終わらせるためには
逃げるわけにはいかないんだ

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「ちょだっだだだぁぁああー！！！」

「うぉー速っえぇさー！スゲェなアクマはっ！！」

『ちょっと待て！これアクマなの！？おかしい奴いるとは思ってたけど！？』

今、船を全速力で飛ばしている黄色い物体はアクマである事をたった今知った私は絶句した

「あ、お前気ィ失ってからしらねーんか、こいつクロス元帥が改造したアクマでちょめ助つーんだ、な！ちょめ助！」

船から身を乗り出すようにアクマ(ちょめ助)にラビが声をかける

「ちょめ助！？オイラちょめ助になっちょっちょ！？
でもカワイイっ」

『(クロスが改造したアクマ、なんとも信憑性の高い…)』

私がジト目でアクマを見つめているとそいつが私を見上げてくる

「お前のことはクロスから聞いてるっちょ、手のかかる女のクソガキで生意気な過去が見えるエクソシストって」

『アイツ殺そう…』

決意が固まった瞬間だった

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