学園アリス～命を削る力～【続編】 (ページ9)

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54　闇の世界ページ9

A「……最悪(ﾎﾞｿｯ」

初校長「…」ｼﾞｰ

A「ﾊｧ…」

「企業からの後ろだてやフォローが
全くないなか、物凄く人気があり
今回の受賞に至りました」

ﾜｧ…
「まぁ、確かに」

「すごかったもんね」

「当たり前、っちゃあ、当たり前か…」

A「…ﾊｧ」

翼「ほら、お前ももうちょっと喜べよ！」ﾊﾞｼｯ

A「ゲフッ！？ゲホッゴホッ！！
いきなり背中を叩かないで下さい！！」

翼「ならもうちょっと喜べよ！」

A「…わぁー、嬉しいなぁ～(棒)」

翼「お前なぁ～f(^^;」

A「なんですか？喜んだじゃ
ないですか。もういいでしょう？僕は
元の席に戻りますからね」ｽﾀｽﾀ

翼「あっ、オイ！！…行っちまった……」

A「ハァ…」

棗「アイツ(初校長)が見てるぞ(ﾎﾞｿﾘ」

ﾋﾟｸｯ
A「…(ﾆｺ」

初「…」ﾌｨ

A「あー、ほんと面倒くさい」

棗「あんま目立つな。他の奴等を俺達の
世界(闇の世界)に巻き込む事になる」

A「…君には、少しだけ話しておこう」

棗「……なにをだ」

A「蜜柑ちゃんは確実にこちらの
世界に足を踏み入れる事になる
それは抗えない事実なんだよ」

棗「どういう…？」

A「蜜柑ちゃんのお母さんは
色々とやらかしてるからね…蜜柑ちゃんも
その血を受け継いでるわけなんだし…？」

棗「……俺h」

A「大丈夫、僕が全てを何とかするから
君は君で今を楽しく生きてほしい…君は
本当は優しい心を持ってるから…僕みたいに
……いや、この話はやめよう」

棗「話せよ、気になるだろ」

A「…m」

「それでは、これにて学園祭を終わりに
したいと思います」

A「…終わりみたいだね」

棗「オイ、話せよ」

A「…また今度、ね」ｽﾀｽﾀ

.

.

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A「ふぅ」

初「楽しそうだな…」

ﾋﾟｸｯ
A「…なんの事です？」

初「…フン、まあいい
あまり勝手な行動をするな」

A「…分かってます」

ぺ《行きましょう》

初「あぁ…」ｽﾀｽﾀ

ぺ《今日の夜、いつもの場所に来い(ﾎﾞｿﾘ》

A「分かりました(ﾎﾞｿﾘ」

ぺ《…》ｽﾀｽﾀ

A「……そろそろ"運命の歯車"が
動き出す頃かな…(ﾎﾞｿﾘ」ｻﾞｧｧｧ

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～ある場所～
A「来ましたよ、ペルソナ」

ぺ《…遅いぞ》