ノスタルジア 瞳の中の暗殺者【名探偵コナン】

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『1年前のあの事件、自 殺ってことで処理されたけど、あれは絶対殺人だ、って思ったんだ…その時は根拠なんかなくて、捜査一課に知り合いがいなくて取り合ってもらえなかった…だけどそれから1年経って、佐藤刑事たちがあの事件を再捜査してるって知ったんだ』




コ「それはどこで知ったんだ？」




『うーんなんて言うか…爆発物処理班に知り合いがいるんだけど、その人1度捜査一課に移ったことがあってね…佐藤刑事と知り合いなのよ。んで、その人から佐藤刑事が何やらコソコソと捜査してるって聞いて…それで、1年前の事件のこと再捜査してるんだ！って思って、偶然を装って捜査中の佐藤刑事たちに話しかけたんだ』



コ「偶然会話を聞いたふりをして、か」



『そうそう、それで佐藤刑事に頼んで、捜査資料を見せてもらったの！』



コ「え、簡単に見せてくれたのか！？」



『うん、なんか結構切羽詰まってたみたいで…1年前に比べてわたしも顔広くなってたし、推理力も認められてたから…それで警視庁に行って見せてもらったんだ！でも一般人に資料を見せちゃいけないから、佐藤刑事は断ったってことにしてたんだ…白鳥警部にバレちゃった時にね！』




コ「じゃあ、お前があの時佐藤刑事について行ってトイレに行ったのは…」



『ほんとに行きたかったのもあるけど、事件の現状を聞くため！わたしが佐藤刑事に聞けば教えてくれると思って！そこでまさか撃たれるとは思わなかったけど…』




コ「犯人の予想してたのか？」




『うん、最初はホントに奈良澤警部が示してたのは警察手帳だと思ったよ？でもパーティで風戸先生を紹介されて、心、って意味もありえるなとか思ってたんだけど…高木刑事に芝刑事が警察手帳を握ってた、って聞いて違うのかな？って油断してて…まだ芝刑事の事件の捜査資料は見てなかったからさ』



コ「ふーん…ま、お前が無事で何よりだよ」




『うん…ホント、ありがとね新ちゃん』




蘭「新ちゃん？って新一のこと？」




『え゛っ、あ、そう！コナンくんに新ちゃんへの伝言頼んでたんだよ！コナンくんよろしくね伝えておいて！』



コ「え！？あ、うん！任せて〜！」





あっぶな〜…



記憶戻ってすぐだったから1人じゃなくてみんなでいようってことになって蘭の家に泊まることになったの忘れてた〜！





蘭「なぁんだ、そーゆーこと！ご飯できたよ！」




『あっうん！ごめんね全部任せちゃって』




蘭「いーのいーの！さ、はやく！」

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