ノスタルジア 瞳の中の暗殺者【名探偵コナン】

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コナンくんは腕時計を出して時間を確認していた



何か、考えがあるのだろうか…




風「私も佐藤刑事を撃った容疑者の1人になっちゃうからね…」




コ「もしAの目撃証言があっても、消炎反応が出なければとぼけられる、ってわけか？」




風「そういう事だ！Aくんに見られたのは一瞬だからねぇ…だが、危険な芽は摘んでおこうってわけさ！さぁ聞こうか？君の推理が合っているかどうか！」




それからコナンくんは消炎反応が出ないトリックについて説明していた

(略してごめんなさい映画を見てね！！by作者)




風「正解だよコナンくん…やはり死んでもらうしかないようだ…」



そう言って犯人は拳銃を持ち近付いてきた




『コナンくん…』




コナンくんは近付いてきた犯人からわたしを庇おうとわたしの前に手を出した



そのままわたしの肩を掴む






コナンくんはなにかに気づいたように後ろから来たボートに目をやったあと何かを考えている





どうして、




ねぇ、コナンくん、どうして貴方は、




『ねぇ、どうして？』




コ「えっ？」




『どうして君は、こんなにわたしのことを守ってくれるの？』




その間にも犯人は着々と近づいてきている




『ねぇ、どうして？』




コナンくんは一瞬驚いた顔をしたが、すぐ自信アリ気な顔になった



するとコナンくんはわたしの腕を掴んで走り出した



コ「好きだからだよ！」




『え？』




コ「おめぇのことが好きだからだよ！この地球上の…」



その時、コナンくんと工藤新一と呼ばれる人の影が重なった



新「この地球上の、誰よりも」




『へ…？』



そのままわたしたちは下のボートに飛び乗った




だが犯人もそこまで来ている



コ「息をめいっぱい吸って！！」



『え？』



コ「はやく！！！」




わたしは言われた通り思いっきり息を吸った



それを見たコナンくんがわたしの後頭部を押し、2人でボートの下に隠れ水の中に逃げ込んだのだ




それでも犯人は何発も発砲してくる




しばらくボートと共に進んだあたりで、2人で顔を上げた




『ありがとう！』




コ「え？」



『おませさん♡』




コ「え、あ…はは…」




それから海から上がり、走って科学と宇宙の島に逃げこんだ



コナンくんはやっぱり時計を気にしている


コ「(46秒前…！ﾊｯ！)奴だ！」



腕時計のガラスに映った犯人を見て咄嗟にわたしの腕を引いてくれた


そのおかげで銃弾に当たらずに済んだ

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