ノスタルジア 瞳の中の暗殺者【名探偵コナン】

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振り返るとそこにはコナンくんがいた。


『コナンくん！？』




コ「もう大丈夫だよA姉ちゃん！人混みに紛れて外に出よう！」





だがその瞬間また拳銃が発砲され、後ろにいた親子が持っていた風船が割れた




コ「っ！こっち！！」




コナンくんはわたしの腕を引っ張って走り出す





コ「(くっそ！Aを殺せれば他はどうなってもいいってことか！)」





それから走って隣のゾーンまで来た




コ「助けて！！変な人が！！」




コナンくんがそう叫び、ボートの方へ向かっている時




コ「ボートに飛び込め！」




小声でそうわたしに伝えた




『えっ？』




とりあえず今は従おう。




そう思い2人でボートへ飛び込んだ





運転はコナンくんがしてくれている





『コナンくん、一体どこで操縦を…』





コ「ハワイで親父に教わったんだ！」








ハワイ……？親父……？




なんだか聞き覚えのあるフレーズに頭が疼く





どこかで…聞いたことがある…




そんなことを考えていた時、別の道から犯人の乗ったボートが現れた





犯人はわたし目がけて拳銃を撃つ




そのうちの1発がわたしのリュックにあたり、さっき園子ちゃんたちにもらったコーラが吹き出した





コ「(コーラ…！9時20分前…よし！)」



なにかに気付いたのかコナンくんはスピードを上げ滝の方へと進んだ




『こ、コナンくん！？滝…！！』




コ「掴まれ！！！」




そのままボートは滝の先へ着水





そのままボートを捨てて地にあがる





だけど犯人も私たちをまだ追いかけていた





コ「急ごう！」




『うん！』





そのまま2人で走って逃げた



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

コナンside



そのまま近くの火山に見立てた建物に入り、中の階段を登る


『ﾊｧ､ﾊｧ…』



さっきからずっと走っていたからか、Aが辛そうに壁に寄りかかる




コ「もう少しだから頑張って！！」



そこに犯人の発砲した弾が飛んできた



コ「くっそ、もう追いついてきやがった！とにかく、登りきって岩陰に隠れるんだ！急いで！！」




その言葉を聞いて少し体力を取り戻したAは必死に階段をかけ昇る





Aが岩陰に隠れたのを確認し、俺は火山のてっぺんへ登った




犯人ももうきっと数段下にいるだろう




『こ、コナンくん！』



心配そうにAが俺の名前を呼ぶ




大丈夫だ、俺が絶対お前を助ける！

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