ノスタルジア 世紀末の魔術師【名探偵コナン】

231 ページ30

快「早く隠れねぇと、そろそろ名探偵が来るぞ」




わたしが工藤新一に変装して2人の前に出ようとした時、新ちゃんに変装した快斗が来て私を止めた




(快「…お前はここで待ってな」)





コ「待てよ怪盗キッド！」





ほんとに来た…わたしバレてないよね大丈夫だよね？？？




コ「驚いたよ！まさかお前が白鳥警部に化けて船に乗ってくるとはな！…お前、分かってたんだな、あの船の中で何かが起こること」





キ「確信はなかったけどな…一応船の無線電話は盗聴させてもらってたぜ？」




さっきの快斗の口笛でめっちゃ鳩寄ってきたんだけど…鳩ぽっぽ…




え、待ってほんとに1羽や2羽じゃないけど大丈夫？？？？？え？？？？？





それから新ちゃんが、キッドがエッグを盗んだのは本来の持ち主夏美さんに返すためで、香坂キイチさんが世紀末の魔術師と呼ばれていたことを知っていた、だからあの予告状に使ったと話した





そう話しているあいだにもポッポが1羽〜2羽〜




キ「ほー？他になにか気づいたことは？」





コ「夏美さんの曾お祖母さんがニコライ皇帝一家の三女マリアだってこと言ってんのか？」





それからまた新ちゃんが推理披露！めんどいから省略で！作者ふざけんな！←ﾋｯ!ごめんなさい！！！by作者




キ「じゃあこの謎は解けるかな？名探偵…俺がわざわざ工藤新一に変装して、厄介な敵であるお前を助けたのか…」





快斗は、蘭が下に降りてくると同時に指をパチン！と鳴らし、その場から姿を消した




体全身にまとわりついてた鳩ぽっぽがいっせいにどこかへ向かって飛んでいった




『仲良しだね…ポッポと』





快「うるせぇ黙ってろ！」





うん、わたしと同じ物陰に隠れてるだけだよ実際は←






コ「(バーロ、んなもん謎でもなんでもねえよ！お前が俺を…いや、俺とAを助けたのは鳩を手当したお礼…だろ？)」





新ちゃんは気付いたんだろうな





降ってきた鳩の羽を手に取って空を見上げ笑った





快「んで？お前俺がいなかったらどうするつもりだったんだよ」





『普通に変装して出ていくしかないでしょ』





快「そっちじゃなくて！城での話だよ…名探偵かばってお前が怪我したこと言ってんだよ」




(『新ちゃん！わたしは自力で何とかするから、このエッグ持って先に行って！』)



(快「俺はお前を置いていくことは出来ないからな！」)




『…自力で何とかする！でも…ありがと』





助かったよ、快斗

232→←230

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す