ノスタルジア 14番目の標的【名探偵コナン】

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その帰り道




蘭「あの、白鳥警部、さっき病室で、何を言いかけてたんですか？」





コ「ほら、村上って人のことだよ！」






白「……ああ、まぁ、調べればわかることだから言いますけど、これは先輩の刑事から聞いたんです…10年前、所轄署の刑事だった毛利さんは、目暮警部、あ、その時はまだ警部補だったかな…とにかく、2人で殺人犯の村上を逮捕したんです。所轄署に連行して、調書を取っている途中で、村上がトイレに行きたいと言い出してね。毛利さんと警部は、係員に村上をトイレに連れていかせて、取調室の前で一服したんだ。そこへ蘭さんのお母さんが、Aさんを連れて毛利さんの着替えを持ってきたんだ。蘭さんはその時一緒にいなかったけど。…その時事件が起こった」








ズキン








っ、なんだろう…






なにか…思い出しそうで…思い出せないっ…







白「村上はトイレの中で警官の一瞬の隙をついて拳銃を奪ったんだ」





『思い出した…』





白蘭コ「「「えっ？？」」」




『わたしその時…』





〜回想〜



おじさんが村上に銃を向けたが、撃たなかった




なぜなら…



村上が英理さんを人質にとったからだ




村「車を用意しろ！地獄の果てまで、こいつとランデブーだ！」





貴『蘭お母さん！！！！』





英「A！来ちゃダメ！！」





目暮警部が私を抱えて犯人から遠ざける







その時、おじさんは発砲＿＿＿＿





英理さんを撃った。






英理さんは顔をしかめてその場に倒れた。







犯人から人質が離れ、村上が倒れた英理さんを気にしている時にもう1発、村上の肩に発砲







村上はなんとか逮捕された





〜回想〜






そうか…あの夢…ただの夢じゃなかったんだ…








10年前のあの事件のことだったんだ……

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