ノスタルジア 14番目の標的【名探偵コナン】

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貴女side




その後。






英理さんの本当の別居の理由を聞いた









撃たれたことの意味もちゃんと理解していて、そのお礼に料理を作ったのにマズいと言われたとか…









そりゃ家、出ちゃうわな(笑)









そしてその後、蘭の家でご飯をご馳走になることになった。






おじさんは事情聴取でいなくて、蘭は買い出しに行ってしまった





蘭には悪いけど、ちょっとやることがあって、わたしは残った







『……ねぇ、コナンくん』






コ「ん？なぁに、Aねぇちゃん！」








『正直に答えてね、コナンくん……江戸川コナン、これ、偽名だよね？』






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

新一side





『江戸川コナン…これ、偽名だよね？』







Aからその言葉を聞いたのは思ったよりも遅かった






会ったその日にバレると思っていたからだ







だから買出しに行かずここに残ったんだ…






じゃあ、Aはもう…俺の正体に気づいている…




コ「な、何言ってるのAねぇちゃん！ボク、この名前、本名だよ？確かに珍しい名前だけど『お願い』…え」







『お願いだから、もう嘘はつかないでよ…新ちゃん』






Aの目から涙が零れる







『そうやっていつも一人で背負い込んで…なんでよ、なんで何も言ってくれなかったの…！ずっと、ずっとそばにいたのに、わたしはそれに気付きもせず遠くにいるはずのない人を待ち続けて…バカみたいじゃない！もう嘘はつかないで！』






もう、隠し通せないな






ゴメンな、A…





新「…久しぶりだな、A」





俺は優しく微笑んだ





今まで騙していてごめんな





『新、ちゃ…っ』





Aは何かが途切れたようにひたすら泣いていた




俺は小さくなった経緯を話し、もう隠し事はしないと約束した



『ずっと疑ってはいたんだけど、縮むなんて非科学的だし…だけど、コナンくんの銃の構え方が新ちゃんと同じ構え方だったから、わかったんだよ。ハワイに行った時と、同じだったから…』


Aとハワイで親父に銃の撃ち方を教わった時のやつか…



俺はそれより気になっていることを聞いた




新「そ、それでさ、こんな時にあれなんだけど。ロンドンの時の返事…もらえないか？」







『(あれ本当に告白だったんだ…)っあ、えっと、あれは…新ちゃんが完全に戻った時に！！するから…早く元に戻ってよ』








その返事は…期待してもいいってこと、か？

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