ノスタルジア 時計じかけの摩天楼【名探偵コナン】

154 ページ39

蘭「A！？ねぇ！！！」




『え？』






蘭「紅茶、溢れてるよ？」





『わ！ほんとだ！！』






昨日の事考えてたらついぼーっとしてた…





蘭「んもう！どうしちゃったの？ぼーっとして…」





『暗号の事考えててさ…はは』





蘭には言わない方がいいよね…新ちゃんと会ったなんて





新ちゃんがロンドンにいた事はまあバレたんだけど…





コナンくんは風邪ひいたみたいで、博士はその看病のため、謎解きはわたしと蘭、おじさんですることに。






それから新ちゃんと電話で(おじさんが)何個か謎を解いていって…





それから暗号を見事に解読。






コナンくんが一人でテニスの試合会場の中へ。私達はチケットがなくて入れないから入口のモニターでチェック。








コナンくん……まるで新ちゃんみたい






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

コナンside



コ「Please,let me go!(えー！いいじゃない、入れてくれても！！)」





警備員「I've been telling you?This is wrong place for your ticket.(だから、さっきから言ってるだろ？そのチケットは反対側の席、ここからじゃ入れないって…)」




コ「I must see someone during this game! I'll come out right after the meeting!(この試合中に会わなきゃいけない人がいるんだよ！その人に会ったらすぐに出てくるからさ！)」





？「You might need this?When this boy ran into me…we happend to exchange our tickets…(もしかして、コレかしら？さっき、そのボウヤとぶつかった時に…落としたチケットを私のと取り違えて持ってったみたい…)」





警備員「Well,you can enter here,then!(ああ、この席ならここからです！)」




？「良かったわねボウヤ…ホラ、おまん！何グズグズしゆう？」





え？





土佐弁…？





？「せっかく犯人見つけたがやき…早う行って…捕まえないかんぜよ！新ちゃん♡｣





か、母さん！？！？





コ「うん、わかった！」ダッ






有「でも新ちゃん…どーやって犯人を見つけたのかしら？」




優「観客の顔の動きだよ！テニスの試合を観に来てる客はボールを追って顔が左右に動く…左にボールが行けばこう…それを右に打ち返せばこう…選手を横から見る席にいるのなら、確実にな…だが、あの中でじっと身動きをしない客がいたら、目立って目に止まるだろ？チャンピオンシップ・ポイントなら尚更に…それが犯人だったってわけさ！」

155→←153

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す