ノスタルジア 3【名探偵コナン】

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俺はさっきあったことを一通り博士に話した




小さい頃の服は確か…ここに





あった！






早速着替えるとするか！





わ、ダッセー





ガキの頃の服がピッタリだぜ






博士に元に戻す薬を作ってもらおうとしたが、薬の成分がわからないと作れないらしい





奴らの居場所を突き止めて、あの薬を手に入れれば…！




博「新一君！！小さくなったことはワシ以外には言ってはならんぞ！！」




新「な、なんで…」




博「君が工藤新一だとわかったら、また奴らに命を狙われるじゃろう！！それに君の周りの人間にも危害が及ぶ！！いいか！！君の正体が工藤新一である事はワシと君だけの秘密じゃ！！決して誰にもいってはならん！！もちろん、あのAくんにもじゃ！」





蘭「新一、いるのー？もー、帰ってるんなら電話ぐらい出なさいよー！鍵開けっ放しよー！それに、Aも心配してるわよ！」ガチャ





や、やばい…蘭だ！！！





博士は俺をそそくさと隠す






蘭「あら、阿笠博士…うわー！相変わらずすごい本の数ね！それも、推理小説ばっかり…」





博「あ、ああ…新一君の父親は、世界的推理小説家じゃからのー」






蘭「こんな本に囲まれて育ったから新一とAが推理バカになっちゃうのよ…」





うっせぇなー…





蘭「誰？そこにいるの…」





マ、マズイ！！！声に出てたみてえだ！！！！





父さんのメガネがある…変装変装…





って度が強すぎるぜ！！！！






急いでレンズを外す





蘭「何この子…もー、照れ屋さんねー…コラ！こっち向きなさい！」





やべ！！！！





蘭「こ、この子…」






ハハ…






蘭「かわいー♡」ムギュ






ム、ムネが…





蘭「この子だーれ？」





博「わ、ワシの遠い親戚の子じゃ！」






蘭「ボクいくつ？」






新「じゅうろ、じゃなくて…6歳！！」





蘭「小学1年生かー名前はー？」





新「な、名前は新…でもなくて…え、えーっと、えーっと…」






ほ、本棚に背中が…！






江戸川乱歩にコナン・ドイル…




新「コナン！！！ボ、ボクの名前は、江戸川コナンだ！！！ハハハ…」






変な名前とか言われちまったぜ…






しかたねーだろ？他に思いつかなかったんだから…






蘭「それより新一はー？」





博「さ、さっきまでいたんじゃが…なんか用があるって外に…」



蘭「ふーん…まあ無事なら良いけど…はやくAに連絡しなきゃ！」

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