ノスタルジア 3【名探偵コナン】

109 ページ27

新一side


『あとは任せたよ、新ちゃん』





？？？なんでだ？





Aも真相分かってるんだったら、話したくて仕方ないだろうに…(それお前だけじゃね？←)





まあ、いいか！





Ａ「ちょっと、いい加減にしてよ！じゃああの2人はどうなのよ？同じ手口なら後ろにいたあの人たちのほうが簡単に出来るんじゃない？」





あの2人…黒ずくめの男達か…




新「あの2人はいかにも怪しいがシロだ！何者かは知らないが、警察が来た途端にあんなにオロオロするのは変だ！もし犯人ならこうなることは分かっていたはずですからね！そう…犯人は被害者が死ぬのを知っていたんですよ…だから殺す前に涙を流した」




そう、コースターに乗っているうちに大粒の涙を流せるのは犯人以外にない…




Ａ「じゃあ、あんたひとみがコースターの上で泣いてるのを見たっていうの？それが証明できる！？」






新「彼女の涙の跡が動かぬ証拠だ…ジェットコースターにでも乗っていない限り…涙は横には流れないんですよ」






その後、彼女のバッグから大量の睡眠薬が出てきた








どうやら、この後ここで死ぬつもりだったらしい…




2時間後にはトンネルの中から犯行に使われたネックレスも発見された





ヒモはやはりピアノ線で、真珠はほとんど飛び散り、残ったものは、夕日を浴びてあわい光をはなっていた…






まるで大粒の涙のように………

110→←108

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す