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新「もしかしたら箕輪さんを入れていたバッグも忍ばせているかも知れませんよ」
『いちいち脱いで着替えて隠してる暇なんかなかったと思うし』
平「まだこのゲレンデのどっからも見つかってへんしなあ」
三「フッ、そいつは助かるぜ…実はずっと我慢してたんだ…暑くてね…」
着ていたウエアのチャックをおろし、その下からは箕輪さんが着ていたウエアと同じものとバッグがでてきた。
彼は動機を話し、犯行を認めた。
4年前の犯人が箕輪奨兵だということも兼ねて…
警1「まあ話は署の方で…君も一緒に来てくれるよな?」
平次に問う
警2「け、警部!電話の少年少女はどうします?その少年と全く同じ推理を…全く同じタイミングで話していたんですけど…」
____________
貴女side
『え!?このペットボトルを1人で届けてくれ!?本気で言ってるの?』
新「ああ…その中学生に会いたくねーんだよ!俺は父さんの足挫いた振りをして籠に入ったっていう雪女の話を聞いてやっと解けたんだ…スキーが上手な振りをして箕輪さんがバッグに自分から入ったって!それを聞くまでは4年前の事件と同じでバッグに犯人が入っていたと思い込んでいたからな…」
『でもあんな堂々と電話で推理したんだし、なにもわたしが行くことは…』
新「いや…こいつは1人で解いたその中学生と、お前の事件…俺のじゃらねえよ…」
ふーん、偉いじゃん(何が?)
まあでも、服部くんも、1人で解いたのは新ちゃんの方だと思ってるだろうから、きっともうゲレンデにはいないだろうけどね(笑)
『それにしてもさ、雪女の話が二つもあるのはその語り手が母親だったからかな?』
新「多分な!雪女の民話は吹雪の日に外に出るなって戒めのために作られて…それを母親が子供に語って行く内に同じ女である雪女に感情移入して徐々に話が変えられたって言われてるし…」
『つまり元は銀の衣と引き替えに殺してしまう話だったのが魂を取らずに雪になってしまう話に変化したってことね!』
新「だから雪女の話は哀しくてありそうな話が多いん…」
新ちゃんがなにかに気づく
あ、あれは…
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あーちゅむ(プロフ) - みぃちゃん,mさん» ありがとうございます!そうさせて頂きます!! (2017年11月11日 21時) (レス) id: 540cfe0fe0 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん,m - あーちゅむさん» 時間過ぎちゃいましたけど、一応返しますね!劇場版、沢山見たいです! (2017年11月11日 21時) (レス) id: 04aa308079 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゅむ(プロフ) - みぃちゃん,mさん» コメントありがとうございます!できると言えばできるのですが、この作品を作った時に劇場版で書きたくて、原作が始まった時期までいったら時計じかけの摩天楼から書いていこうと思っていたんです!劇場版は話の流れで1つだけとかの方がいいですかね…? (2017年11月10日 21時) (レス) id: 540cfe0fe0 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん,m - どの候補に当てはまるかは分からないんですけど…そのまま原作沿いって出来ますか?出来たらお願いします! (2017年11月10日 21時) (レス) id: 04aa308079 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゅむ(プロフ) - みぃちゃん,mさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです(><)これからもよろしくお願いします!! (2017年11月8日 22時) (レス) id: 540cfe0fe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茉優花 | 作成日時:2017年11月2日 18時