ノスタルジア 2【名探偵コナン】 (ページ10)

今日:25 hit、昨日:128 hit、合計:251,975 hit

48 ページ10

貴女side

黒羽盗一のお葬式から1年程たったある日

わたしたちは小学校4年生になりました。ｱﾗﾔﾀﾞ

有「あら、もう11月5日なの？まだ10月くらいだと思ってたわ…今年ももうあと2ヶ月ないわね…」

優「そうだな…時が過ぎるのは早いもんだな」

11月に入って秋と冬の境目らへんのこの時期。

服装迷うんだよなぁ……

prrrrrrr

有「あら、誰かしら。もしもし工藤です…ってあら涼子ちゃん？ちょっとまっててねー今変わるから！

Aちゃん、涼子ちゃんからよ！」

涼子ちゃんとは小学校1年の時からずっと同じクラスで割と仲の良かった友達。

涼ちゃんは携帯持ってないからいつも家電なんだよね～

『え！なんだろ…もしもーしAでーす！』

涼＜あ、A？ごめんね急に！あのさ、前Aさ、ラッシュ(涼ちゃんの家で飼ってる猫ちゃん)に会いたいって言ってたでしょ？明日おいでよ！土曜日だし！＞

『え、待っていいの？！行きたい！！！』

涼＜うんうん！ついでにさー、お泊まりしよーよ♡＞

『え、待ってめっちゃ楽しそう聞いてみるから待ってて！』

涼＜うん！あ、うちのママはAちゃんならいつでも歓迎って言ってたよ！＞

なにそれ嬉しいな。照れるぅ♡

『有希ちゃん！明日からの土日、涼ちゃんのお家泊まりにいってもいい？』

有「あら！全然いいわよー！楽しんできなさいよ♡」

『うん！ありがとう！！

涼ちゃん！いいって！』

やっとラッシュに会えるんだ～わくわく。

明日か～楽しみ♡

カレンダーの11月6日と7日の枠に

''涼ちゃん家にお泊まり♡''

と書き込んで電話を切った。

この時は、まさか自分があんな目に合うなんて思ってもみなかった。