81 ページ44
俺のクラスメイトがあの箕輪奨兵っちゅう男になんやたくさん質問しとった。
その事件で箕輪奨兵の友人の水上二郎さんは亡くなり、なおかつ箕輪奨兵もその現場にいたっちゅーんは初耳やったな…
箕「さあ…僕は見てないけど…でも、ひょっとすると友人は…」
キャーーーッ
女子達が騒いどる…うるさいやっちゃなー
それからも映画の話や事件の話を関係者のような人が話しとる
映画監督(以下:監)「しかし、未だに信じられんよ…どうして水上君が君のような婚約者を遺して…自ら命を断ったかが…」
婚約者 立石雫(以下:立)「さあ…私より雪女に惹かれたから…この映画ではそうなっていましたよね？」
？「その理由は簡単だ…あれは自 殺じゃなく…殺人…アンタらの中の誰かに殺されたんだろーからな…」
スタントマン 三俣耕介(以下:三)「またアンタか刑事さん…しつこいねぇ…」
箕「いや…もう刑事は辞められたとか…」
片品陸人(以下:片)「ああ…他県の事件であるこのヤマにかまけてたらクビになっちまってね…今はしがない探偵稼業さ…」
探偵…
監「あんた、いい加減にしないと訴えるよ！？」
立「あれはどうみても、彼の自 殺なんだから…」
それからその探偵とやら言うやつはその前に起こった事件の引っかかる点について説明していた。
箕「あれが殺人だとしたら、人間には到底成し得ることが出来ない不可能犯罪…そう…出来るとしたら、まさに美しき冬山の妖怪…雪女にしか…」
何を言うかと思えば…こ、こいつ…
平「アホか…人間がやったから犯罪っちゅうんじゃ！！！それに不可能なモンがあるかっちゅうねん！！ボケェ！！！」
和「へ、平次…」
するとそこにいた映画監督の大山守蔵、スタントマンの三俣耕介、特殊メイクの立石雫、俳優の箕輪奨兵がいきなり笑い出した。
平「あん？何笑ってんねや？」
三「さっきもいたんだよ…」
立「4年前のこの話に、君と同じ文句で絡んで来た少年と少女がね…」
監「年も同じ中学生くらいだったなぁ…」
平「しょ、少年と少女やと！？」
そんな俺をビデオカメラで撮影している人がいた
その人物とは、まああとで話すわ！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
遂に出番だよAちゃん！
『あ、やばい衣装着替えてない！！』
は、はやくね…(笑)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 224人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：茉優花 | 作成日時：2017年9月15日 23時
