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警察の目から逃げながら涼ちゃんの部屋へ向かう。
涼ちゃんの部屋がある階には、警察が沢山いた。
『つまり爆弾はこの階って訳ね。』
小さいからか、あまり目立たずに涼ちゃんの部屋に入れた。
『ラッシュ!おいで!』
にゃーん
寄ってきたラッシュを抱き抱えてマンションの部屋を出ようとしたその時だった。
?「マンション住民の避難、全員終わりました!」
…まずい。
これは見つかったら怒られるな…ははは
まあいいや。
外を警戒しながら部屋を出る
うお…割と近くに警察いたわ、、、
さあ、どうやって外まで逃げるか。
迷ってる暇なんかないんじゃないかとも思ったけど、ここは冷静に考えよう
もし、爆弾が爆発したら?
涼ちゃんのお家はなくなる。
当たり前だ
それなら、わたしが工藤家に預けられる前に、パパとママでハワイに行った時に、パパが爆弾の事件に巻き込まれて解除したあの爆弾。
それと似たものなら、わたしにだって解除はできる
警察の人がいたとしてもわたしが解除してみせる
私の足は自然と警察のいる方へと向かっていた
ラッシュを抱き抱えながら
現在11時53分
爆発まで残り7分
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爆発時刻分かんなくて正午にしました…
さていよいよ萩原さんの登場ですよー!
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作者名:茉優花 | 作成日時:2017年9月15日 23時