検索窓
今日:62 hit、昨日:103 hit、合計:164,179 hit

あの時の… ページ39

「ヒントをくれた人がいるんだ。ずいぶん前の話になるけど…」





そう言ってコナンくんは昔の話をしてくれた





それはきっと、''工藤新一''の話。




しかも…






''「こらボウズ!テメェの女泣かしてんじゃねえよ」''



''「はぁ?」''



''「…止まった!」''



''「ハギ!何やってんだ?」''



''「陣平ちゃん!電話!水道局!」''




''「あ?何で?」''










''「え、何であんなびしょ濡れなの?」''


''「これはまた大目玉、だな」''


''「もう教官室行きたくない…」''










そうか




警察学校時代、みんなで公園でキャッチボールしてた時。





研二がびしょ濡れになってて、水道局がどうとか言ってて、結局私まで教官に怒られて…







あの日、見覚えのあるような少年を見た気がしていたんだ








あれは、''この世界の''満島Aの記憶なんかじゃなくて、''私''の______








「急に思い出したんだよ!あの手を使えば爆発を止められるかもしれないって…ほら、安室さんたちが6人で撮った写真、見せてくれたでしょ?」




「…」






「その人が何だかその写真に写ってた萩原って人に似てたんだよね。なんか見覚えがあったんだけど…ボク、捜査一課の刑事さんに知り合いはいるけど、萩原って人とは会ったことなかったからさ」








「…」






「どうかした?」







「いや…」






「別に…」














3年前の陣平が研二にお礼を言っていたのも、きっとこういう意味だった





そういえば、3年前に聞いた気がする










研二が、2度も、誰かの命を救った








きっと、原作通りだとしても、この展開は…










「そういえばさ」





「?」






「お姉さん、なんであんな事言ったの?」






「え?」





「ほら!ボクたちが初めて会った日!あんなこと言うから、ボクはてっきり奴らの仲間かと思っちゃったよ」





「あぁ、あの日…」





そういえば、ベルモットがよく言っていたことを言ったっけ。




「…なんとなく?」





「はあ?」





コナンくんはよくわかっていない顔をしていたが、諦めたのかすぐに表情を元に戻した






「でも、お姉さんが味方でよかったよ…お姉さんも公安の人なんだよね。安室さんと同じ部署なの?」






「いや?彼は警備企画課で、私は公安課」




「そうなんだ」





「満島Aっていうの」






「本名?いいの?」





「君には特別」




君ならば。

晩酌→←流石



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (390 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2949人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うたプリ大好き?(プロフ) - 続き楽しみにしています! (5月29日 19時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
茉優花(プロフ) - うたプリ大好き?さん» コメントありがとうございます!現在続き作成中でして、もう暫くお待ちいただけると嬉しいです!おまたせしてすみません!待っていてくださってありがとうございます!よろしくお願いします!☺︎ (5月29日 18時) (レス) id: 1cabdaa99c (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (5月28日 22時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
茉優花(プロフ) - ツキさん» コメントありがとうございます!こちらこそ読んでくださって感謝です…!今後もよろしくお願いします!☺ (2023年4月16日 23時) (レス) @page41 id: ae03a0bece (このIDを非表示/違反報告)
ツキ(プロフ) - 忙しいなか更新を続けて下さって感謝です:;(∩´﹏`∩);: (2023年4月16日 21時) (レス) id: db867d7236 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:茉優花 | 作成日時:2022年11月1日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。