あの時の… ページ39
「ヒントをくれた人がいるんだ。ずいぶん前の話になるけど…」
そう言ってコナンくんは昔の話をしてくれた
それはきっと、''工藤新一''の話。
しかも…
''「こらボウズ!テメェの女泣かしてんじゃねえよ」''
''「はぁ?」''
''「…止まった!」''
''「ハギ!何やってんだ?」''
''「陣平ちゃん!電話!水道局!」''
''「あ?何で?」''
''「え、何であんなびしょ濡れなの?」''
''「これはまた大目玉、だな」''
''「もう教官室行きたくない…」''
そうか
警察学校時代、みんなで公園でキャッチボールしてた時。
研二がびしょ濡れになってて、水道局がどうとか言ってて、結局私まで教官に怒られて…
あの日、見覚えのあるような少年を見た気がしていたんだ
あれは、''この世界の''満島Aの記憶なんかじゃなくて、''私''の______
「急に思い出したんだよ!あの手を使えば爆発を止められるかもしれないって…ほら、安室さんたちが6人で撮った写真、見せてくれたでしょ?」
「…」
「その人が何だかその写真に写ってた萩原って人に似てたんだよね。なんか見覚えがあったんだけど…ボク、捜査一課の刑事さんに知り合いはいるけど、萩原って人とは会ったことなかったからさ」
「…」
「どうかした?」
「いや…」
「別に…」
3年前の陣平が研二にお礼を言っていたのも、きっとこういう意味だった
そういえば、3年前に聞いた気がする
研二が、2度も、誰かの命を救った
きっと、原作通りだとしても、この展開は…
「そういえばさ」
「?」
「お姉さん、なんであんな事言ったの?」
「え?」
「ほら!ボクたちが初めて会った日!あんなこと言うから、ボクはてっきり奴らの仲間かと思っちゃったよ」
「あぁ、あの日…」
そういえば、ベルモットがよく言っていたことを言ったっけ。
「…なんとなく?」
「はあ?」
コナンくんはよくわかっていない顔をしていたが、諦めたのかすぐに表情を元に戻した
「でも、お姉さんが味方でよかったよ…お姉さんも公安の人なんだよね。安室さんと同じ部署なの?」
「いや?彼は警備企画課で、私は公安課」
「そうなんだ」
「満島Aっていうの」
「本名?いいの?」
「君には特別」
君ならば。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き楽しみにしています! (5月29日 19時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
茉優花(プロフ) - うたプリ大好き?さん» コメントありがとうございます!現在続き作成中でして、もう暫くお待ちいただけると嬉しいです!おまたせしてすみません!待っていてくださってありがとうございます!よろしくお願いします!☺︎ (5月29日 18時) (レス) id: 1cabdaa99c (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (5月28日 22時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
茉優花(プロフ) - ツキさん» コメントありがとうございます!こちらこそ読んでくださって感謝です…!今後もよろしくお願いします!☺ (2023年4月16日 23時) (レス) @page41 id: ae03a0bece (このIDを非表示/違反報告)
ツキ(プロフ) - 忙しいなか更新を続けて下さって感謝です:;(∩´﹏`∩);: (2023年4月16日 21時) (レス) id: db867d7236 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茉優花 | 作成日時:2022年11月1日 17時