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陣平を殉職させた犯人は、あの逮捕された連続爆破犯だということになっている。原作だとそうだったからだ。
プラーミャのサーバーを常にハッキングし、本当の情報が漏れないよう常に警戒していたのだ
コナンくんが話を合わせてくれたということは、きっと零から聞いていたんだろう
「そう、思惑通り降谷が現れ爆弾をはめる事に成功。そこまでやれば絶対にもう二人出て来る…そう読んでいたが… ここまでやっても出てこないという事は…死んでいるんだろう?」
「…」
コナンくんは答えず、眼鏡を光らせているだけだった
「エレニカさんの兄オレグさんが持っていたタブレット、あれも罠だったんだね」
「その通り。わざと盗ませたタブレットを持って奴が仲間の元に戻ればそこで起爆させナーダウニチトージティを吹き飛ばせる…ところが奴は仲間に会う事なくずっと単独行動をし続け松田に会って全てを話そうとしたわけだ…松田はもう死んでいるというのに!」
「…」
そろそろ、かな
彼らの会話を聞きながら、私は少しずつ彼らに近付いた
「それでタブレットに仕込んだGPSでマークしていたあんたは警視庁に駆けこまれる前に爆弾を起動させたんだね」
「タブレットに仕込ませておいた“東京”というキーワードにナーダウニチトージティの奴らは見事に食いついてくれたよ…しかしあの男が私の肩にある弾丸の事まで突き止めていたとは…誤算だったよ」
「オレグさんが残したメモで気がついたんだ!銃弾と肩!3年前プラーミャが弾を受けたのも肩だった!」
「取り出そうとすると神経を傷つけ腕の動きに支障が出ると言われてねぇ」
「精巧な爆弾を作るあんたにとってそれは致命的だ!だから取り出すのを諦めた!その代償として右腕が上がらなくなったっていうのが真相か!」
プロペラの音が近づき、風が強くなる
到着したみたいだ
「仕掛けた爆弾はどこにあるの!?」
「今更それを知ってどうする?」
「あんたの正体は警察やナーダウニチトージティを含め多くの者に知れ渡った!もう爆発させても意味がないだろ!」
「さっき言ったハズだ!私の正体を知る者は誰一人生かす事はできないと!のこのこ集まってバカな奴らだ…ハロウィンを盛り上げる為の飾りくらいにしか思ってないのだろう」
「まさか…あのランタンか!?」
ヘリが到着し、ドアが開く
私は、1歩ずつ近づいて行く
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き楽しみにしています! (5月29日 19時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
茉優花(プロフ) - うたプリ大好き?さん» コメントありがとうございます!現在続き作成中でして、もう暫くお待ちいただけると嬉しいです!おまたせしてすみません!待っていてくださってありがとうございます!よろしくお願いします!☺︎ (5月29日 18時) (レス) id: 1cabdaa99c (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (5月28日 22時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
茉優花(プロフ) - ツキさん» コメントありがとうございます!こちらこそ読んでくださって感謝です…!今後もよろしくお願いします!☺ (2023年4月16日 23時) (レス) @page41 id: ae03a0bece (このIDを非表示/違反報告)
ツキ(プロフ) - 忙しいなか更新を続けて下さって感謝です:;(∩´﹏`∩);: (2023年4月16日 21時) (レス) id: db867d7236 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茉優花 | 作成日時:2022年11月1日 17時