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捜査一課と爆発物処理班の合同捜査だなんていう不自然な任務で急に海外に行かされ、メッセージが届かなくなったことを不自然に思い、日本に帰国したらしい
捜査一課の人に会う前に風見裕也に会って、問い詰めたらここに連れてこられたのだとか。
勿論、目隠しはしていたらしいけど。
「…班長は?」
「班長なら今頃明日の準備で動いてるぜ」
爆弾解体用の工具を持って、零のいる特殊強化ガラスに近づく陣平
「明日の準備…?」
「結婚式、明日なんだろ?結婚式用にチャーターしたヘリがあるって風見さんから聞いたぜ?」
「そう、だけど」
捜査資料には確かにそう書いてあった
「それをちょっくら警察権限で借りてくるんだよ♪降谷ちゃん、ヘリ操縦できるだろ?」
…なるほど
プラーミャはそのヘリで逃げるつもりだろうから、先手を打つって訳ね…
「とにかく!Aちゃんは爆弾解体なんてしなくていーから!」
「こういうのはプロに任せろってんだ!」
何も言えなくなって、私は1歩後ろに下がると、陣平が私の頭に手を置いて、何かを言いかけて、でも言うのをやめて、特殊強化ガラスの中に入っていった
「松田、萩原…頼んだよ」
「オウよ!」
「A、この爆弾の解体にはかなり時間がかかる。お前は、まだやることがあるんだろ」
「…わかった、でも、2人とも防護服は、」
「分かってるよ。7年前と同じことはしない」
「ま、爆発させる気なんて微塵もねーけどな!」
爆発物処理班のエースが2人もついてる。
時間がかかると言っても、きっとそれは彼らの中での話で、私たちからすればきっとすぐなのだろう
私は地下シェルターを出て、自宅へと向かった
「…ただいま」
「A。おかえり」
「…ひろ、」
「…やっと話してくれる気になった?」
「え、」
景の顔を見れば、優しい笑顔でこちらを見ていた
彼も、異変に気がついていたんだ
「Aのことならすぐにわかるよ。何か隠してたんだろ?…オレを、オレと
鋭い。
この3年、一緒に暮らしていたとは言え、ポーカーフェイスを守り抜いてきた私の小さな変化を、すぐに気付いた
「…あのね」
今起きていることを全て話し終えると、景は私を優しく抱きしめて、「ありがとう」と呟いた
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き楽しみにしています! (5月29日 19時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
茉優花(プロフ) - うたプリ大好き?さん» コメントありがとうございます!現在続き作成中でして、もう暫くお待ちいただけると嬉しいです!おまたせしてすみません!待っていてくださってありがとうございます!よろしくお願いします!☺︎ (5月29日 18時) (レス) id: 1cabdaa99c (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (5月28日 22時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
茉優花(プロフ) - ツキさん» コメントありがとうございます!こちらこそ読んでくださって感謝です…!今後もよろしくお願いします!☺ (2023年4月16日 23時) (レス) @page41 id: ae03a0bece (このIDを非表示/違反報告)
ツキ(プロフ) - 忙しいなか更新を続けて下さって感謝です:;(∩´﹏`∩);: (2023年4月16日 21時) (レス) id: db867d7236 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茉優花 | 作成日時:2022年11月1日 17時