夢見た世界 5【名探偵コナン】

隔離 ページ24

⚠ハロウィンの花嫁 の内容が含まれます。ご注意ください
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10月28日








あれ以来プラーミャから連絡はなく、かといってわたしたちに何かがあるわけでもなく、普通の日々を過ごしていた









そんな今日は、どうやら佐藤刑事と高木刑事の結婚式があるらしい。








聞いてないし是非とも見たかったんだけど、さすがに高木刑事には顔が割れてるし佐藤刑事には遠くからだったり一瞬だけ会ったことがあるからもちろん参加する訳には行かず。








陣平たちは今海外で調査中で、同期の3人は日本に居ない






景はいつも通り家で仕事をしたり家事をしたりしているし、零も零でゼロの方もバーボンも大忙しだ










そんなわたしも、公安の方も組織も相変わらずの任務の毎日で、休みなど最近だといつだったかとすぐに思い出せないほどだ











組織の任務が終わり、警察庁の方へ寄る用事があったので向かおうとすると、風見裕也からの着信があった








「…もしもし」















よく分からないけど、今すぐ公安が所有する地下シェルターに来るようにとの事だった







裕也は零の部下だから、私にも敬語を使う









プライベートの時はタメ語に戻るんだけど、なんかそれも裕也らしいなって思ったり。


















地下シェルターについて、エレベーターで下へ降りると、裕也と、その裕也の部下が2人そこにいた。











奥にある特殊ガラスの部屋の中にも人影があった
















自分の考えが、当たって欲しくないと強く、心の底から思っていたのに。



















「…来てくれて嬉しいよ、A」



「…零」










なんで貴方は首輪爆弾(そんなもの)つけてそんな場所にいるの



















「…何、それ」






「…例の爆弾犯が脱走したという匿名のタレコミがあったんだ。それでその場所に行ってみたらヤツはいたんだが…その…」






「…嵌められたのね」












私がまだ観ていない映画のあらすじと同じだ。やはりこれはあの映画か、と私の中で納得させた











そしてどうやら、その男も今零がつけているものと同型の爆弾をつけられていて、死亡したらしい










私は確信したのだった


















これは、プラーミャの仕業に違いないと










こんなことになったのも、私が、零の名前を教えたからにすぎないのだと

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