ノスタルジア 赤と黒のクラッシュ【名探偵コナン】

508 冥土 ページ15

もしダイイングメッセージだとすればこれは他殺だと目暮警部がいう。





目暮警部は発見する前どこで何をしていたのかをそれぞれに聞く







話を聞いていると、床に濡れたあとがあるのをコナンくんと発見。





コーヒーのようだけど、テーブルの上は綺麗だ






『…』






今日届いた大判の本のための本棚を開けるために本が山積みになって置いてあるというのに肝心の大判の本は床に置いてある





それが何かのトリックに使ったのではないかと瑛祐くんが指摘した時、彼の母親の写真がなくなっていることに気づき、彼とわたしと蘭とコナンくんでプールに見に行くことになった





蘭「まさか、さっき転んだ拍子に落ちちゃったのかなぁ」







『そうかも。プールにあればいいけど』








プールを覗き込むと写真が確かに落ちていた






ゆっくりと瑛祐くんがハシゴからプールに降りる







その間、コナンくんはプールの周りを歩いて、どうやら何かを考えているようだった






きっと、ここで亡くなったという息子さんのことだろう






瑛祐くんはやっぱりというか、プールに背中から落ちてしまう







蘭「ほら！写真持っててあげるから」







瑛「はい！ありがとうございます！」








蘭は受け取った写真をハンカチで軽く水気をとって、そのままくるんでポケットにしまう






蘭「はいティッシュ！顔汚れてるよ？」





瑛「すみません！」





蘭「まずそのドジっ子を何とかしなきゃお姉さん見つかっても呆れられちゃうね」







瑛「平気ですよ！」







蘭は残りのティッシュを写真を入れたポケットと反対のポケットにしまう





『…』




瑛「でも、僕が何かとついていないのは今に始まったことじゃありませんから！多分、姉の中じゃ今でもダメな弟、イコール瑛祐って思われていると思います！」






コ「…！！」







『…気付いたみたいだね』








コ「あぁ！行くぞ、A」






『はいはい。蘭、瑛祐くん！先戻ってる！おじさんのとこ！』






蘭「また何か分かったの！？」






『うん！』







部屋に戻ると、おじさんが自 殺だと推理を披露していた








コ「…お前、推理やる気は」







『ん？』






コ「ねぇよな…ったく」






コナンくんはおじさんの後ろに回り込んで麻酔針をいつものように打ち込んだ






『頼んだよ』






コ「わぁったよ」








眠りの小五郎の推理ショーがようやく始まった

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