夢見た世界 3【名探偵コナン】

今年は ページ40

11月8日。






原作開始の4年前となった






昨日、同期たちは集まっていた…らしい。






というのも、私は公安の仕事がどうしても抜け出せず、零と景光くんは組織での任務があるそうで、ほかの3人で集まることになったのだ







今日の早朝、ようやく仕事が片付いたので彼らに連絡を取れば朝までコースだったらしく、顔だけ出すことになった





ゼロヒロコンビはまだ連絡がつかない。






班長に連絡を取れば今いる場所が送られてきて、そこに向かえばまぁ…かなり出来上がってるようだった。主に2人。




「お、おぉ…元気そうで良かったよ」




「すまない満島…せっかく来てくれたのに…こいつら止めたんだが…」




「いや…いいけど…今日非番なの？大丈夫？」





「俺と萩原はな…だがこいつは…」





「嘘でしょ」








松田陣平、仕事の日に朝までコースするんじゃないよ







「るせーな、大丈夫だっつってんだろ」






「いや…ほんとに？てか1回寝なよ仕事なら」





「今日は午後からだからまだいい」






「だから午前中寝なって！」






えーこの人でも酔うんだな…と思ったことは口にせず、彼らを私の車に乗せた





私の運転する車に同期を乗せるのは初めてで緊張するが、シラフの私には彼らを送り届ける義務があると思う。うん。勝手に義務化した。




「悪いな満島…俺まで…」




「何言ってんの班長！昨日行けなかったしこのくらいさせてよ」



私が好きでやってる事だし！





「あの2人も元気か？あいつらも急に連絡取りづらくなっちまって…」




「元気だよ！…連徹が当たり前になったりしてるけど」




「休める時にちゃんと休めって伝えておいてくれよ？もちろん、満島もな」





「うん、ちゃんと伝えとく。私も、ちゃんと休むよ。それよりさ…何でこんな飲んだの？」




「例のFAX。今年はやっぱり1だったんだよ…それで、松田が中々異動願通してくれねぇって嘆いてよ」





「そっか、今年1なら来年0かまた別の何かだもんね…」






「それでイライラしてたのか、かなり飲んでて…それに付き合わされた萩原もってとこだな」





「ごめん班長…大変だったでしょ…」





「まぁ、な…でも、松田の気持ちも痛いほどわかるからよ」





「ん…そう、だね」




バックミラー越しに研二を見た




助手席に班長、そして後部座席には運転席側に陣平が窓際に寄りかかるように眠っていて、その隣で研二が気持ち悪そうに…

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