354 ページ35
優「偽物の短剣に少年以外の指紋があったとしたら、それは犯人以外には考えられません」
シ「でっちあげだ!日本政府に抗議するぞ!そもそも私には樫村を殺害する動機がない!」
そういうシンドラーを優作は鋭く睨みつけていた …
優「ブロンズ像の短剣は、シンドラー一族の先祖から伝わる由緒正しい物だそうですね」
シ「いかにも。その通りだ。」
優「そんな短剣を、貴方はどうして凶器に使ったんです。凶器はどうしてもあの短剣でなければならなかった、とすれば…」
________________
コナンside
諸「いねぇ…この先は機関室しかねぇぞ!」
俺はその先へと向かった
しかしそこにも誰もいなかった
コ「運転手がいない!?……とにかく、列車を止めよう!」
しかし、ブレーキが壊されており、中の火はメラメラと燃えている
コ「どんどん加速してる…!」
諸「おい!あの姉ちゃんたち探さねぇとヤベェんじゃねえのか!」
A…蘭…どこだ…どこに行った…!
…まてよ
俺はハシゴをのぼり、列車の上へ行く
コ「いた!」
上にはジャックザリッパーと、Aがその足元で横たわっていた
コ「A姉ちゃん!!!」
『ダメ!来ちゃ!!!』
ジャックザリッパー「このお嬢さんとはロープで繋がっている。俺が落ちたら彼女も一緒に落ちるという訳だ」
そう言ってジャックザリッパーは凶器を振りかざす
コ「蘭姉ちゃんは!?」
『さっき、彼を追いかけてる時にやられちゃったみたいで…!蘭に気を取られてわたしも捕まっちゃったの…!』
Aはどうやら手足をロープで縛られているようだ
得意の空手もできねぇ、って訳か…!
ジ「さぁ…どう戦う!」
コ「クッソォ…!」
どうする…俺…!!
コ「…お前の望みは何だ!ジャックザリッパー!」
ジ「望みだと?」
コ「母親を殺害して、長年の恨みを晴らした今、何を望む!」
ジ「生き続けることだ!俺に流れている凶悪な血を、ノアの方舟に乗せて次の世代へとな!!」
ジャックザリッパーは高らかに笑った
________________
No side
優「これが樫村殺害の動機ですね?」
ジャックザリッパーの笑い声が響く中、優作はそう述べる
優「ジャックザリッパーの血は、まるでノアの方舟に乗せられたかのように、現代まで生き続けた…」
256人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
茉優花(プロフ) - 美華さん» 大変長らくお待たせしてすみません!無事次作へ移ることができました! まだこの作品を読んでいただけていれば、次の作品もよろしくお願いします! (2022年6月1日 20時) (レス) id: da009c02b0 (このIDを非表示/違反報告)
美華 - すごく面白いです!続きはいつぐらいになりそうですか? (2020年9月7日 16時) (レス) id: 9ea504ede6 (このIDを非表示/違反報告)
茉優花(プロフ) - 星麗奈さん» お返事遅くなってしまってすみません。コメントありがとうございます!今月中に沢山進めたいなと思っていますのでもう少しお待ちいただければ幸いです。今後ともよろしくお願いします! (2020年3月14日 0時) (レス) id: da009c02b0 (このIDを非表示/違反報告)
星麗奈 - 続きはいつくらいになりそうですか? (2020年1月22日 17時) (レス) id: 3e044ff672 (このIDを非表示/違反報告)
星麗奈 - すごく面白いです! (2020年1月21日 2時) (レス) id: 3e044ff672 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:茉優花 | 作成日時:2019年1月2日 21時