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優「フム…」
『優作さん、なにか思い当たることでもあるの??』
優「2人の担任の先生の江舟って名前…僕のファンにも1人いるんだよ…北海道の子なんだけどね…」
『そうなんだぁ、、もう、寝るね!おやすみなさい!』
有「Aちゃんおやすみ♡」
___翌日___
江「みんな!わかってるね?横断歩道は手を上げて渡るんだよ!」
「「「はーい!」」」
蘭「ホラ!新一くんもAちゃんも手をあげよ!」
新「……」
『顔怖い新ちゃん』
蘭「はぁ…」
園「どーしたの蘭ちゃん?元気ないねー…もしかして昨日あの子達にひどいコト言われたから?」
『(わたしもかよ)』
蘭「違うよー…昨夜、お母さんに怒られちゃって…お友達をイジメちゃいけませんって…わたしイジメてなんかないよね?」
園「どっちかっていうとイジメられてるかも…」
新「……」
___公園___
新「さあ、早く言えよ!!」
『なんでこの公園にしたの?』
江「少しでも遠い方がみんなの体力もつくし…横断歩道が多い方が交通ルールも覚えやすいし…それにこの公園にした一番の理由は…彼女だよ…」
新「カノジョ?」
江「ホラ、見えるだろ?桜の木の向こう…公園の隣に建ってる病院が…その病院からこっちを見てる…女の人…」
『先生の奥さんとか言うんじゃないでしょーね』
江「はは、その通り」
は???私情挟むなよ!!!
園「えーっ、奥さんって…」
蘭「お嫁さんってコト?」
江「ああ!元々体が弱くてね…ずっと入院してるんだけど…来月、ここより空気のいい山奥の病院に移る事になったんだよ…」
蘭園「「へー…」」
江「でも、そこに住んでるのはお年寄りばかりでね…君達のような子供が1人もいなくて…だから移るまでの間、みんなの元気な姿を見せてあげようと思ったんだ…彼女とても子供好きだから…
だからまあぶっちゃけ先生のワガママなんだけどね!笑」
いや笑えねえから!なんなのこの人!
蘭「いーよワガママでも!
じゃあさみんなで手を振ってあげよっか?」
園「そだねー!」
女の子「振ろ振ろ!」
男A「フンやなこった!変なバッジをつけたヤツの言うコト聞けるかよ!?」
男B・C「そーだそーだ!」
男A「だってお前仲間はずれじゃんよー!」
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作者名:茉優花 | 作成日時:2017年8月19日 23時