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___数日後____
新「絶ーっ対おかしいよアイツ！！絶対の絶対！！な！Aもそう思うだろ？」
『思うすごく思う』
有「アイツって保育園の担任の江舟先生？」
『うん！』
有「おかしいって…どんな風に？」
新「アイツ！あの子の布団の場所だけ決めてるし…お散歩の時あの子の手だけずーーーーっと握ってるし…」
『お散歩で行った公園の滑り台も順番待ってた子を飛ばしてあの子に滑らせてたよ！』
新「そうそう、大声で名前まで呼んでさーーきっとアイツあの子を手なずけて子分にして何か悪いコト企んでんだよ！！」
有「へーーー…で？あの子って誰？」
新「そ、それは…」
有「んー？」
『蘭って女の子だよ！』
有「ははーん…さては新ちゃん…その先生が蘭ちゃんばっかりかわいがってるからヤキモチ焼いてるんじゃないのー？」
新「バッ…バッカじゃねーの！？そんなんじゃねえよ！！全然違うっつーの！！
第一俺にはAが…//」
有「んまぁ♡」
『わたしがなに？』
新「な、何でもねえよ！！」
優「でもまぁ1人の子だけひいきするのは問題だな…」
有「その先生に理由を聞いてみた？」
新「う、うん…布団の場所は前にその蘭って子がトイレから離れた場所で寝てて間に合わなかったコトがあったから…トイレの1番近くにしたって…」
『お散歩の時あの子と手をつないでいるのは、あの子すっごい方向音痴で列からはぐれてとんでもない所に行っちゃった事があったからで…』
新「それにあの子は順番を他のみんなに譲っちゃう子だから…先に滑り台を滑らせたって言ってたよ！」
有「あら…ちゃんと理由あるじゃない…」
優「そういえば散歩のコースが変わって…前とは違う公園に行くようになったと言ってなかったか？」
新「あ、うん！そのワケは明日のお散歩の時に話すって！！」
優「ホー…」
有「でも、やっぱ新ちゃんの…ヤキモチなんじゃ…」
新「そんなんじゃないって言ってんだろ！？あの子を見るアイツの目！！絶対ぇ悪い奴の目だったから！！」
『うん…すごい怖い顔してあの子のこと見てたの！』
新「オレはアイツに負けないからな！！」
『いやなんの勝負だし』
優「なあ、新一、A… もしかして蘭ちゃんは一番お寝坊さんだったりするか？」
新「ああ、いっつも一番最後までぐーすか寝てるよ！」
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作者名：茉優花 | 作成日時：2017年8月19日 23時
