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結局、私は何回も何回もイカされ、挙げ句の果てにメンバーに見られてしまいました。
「･･･A、流され過ぎ」
「だって･･･」
「A、こんなバカじゃなくて俺にしたら？俺ならなA大事にするけど？」
ニノがそう言うと松潤が笑っていた。
「んだよ、MJ」
「いや、大野さんよりニノがヤリチンだから」
「うん、うん」
私を含めた、その場にいた全員が頷いた。
「酷いなぁ〜。俺はAには紳士だけど？なぁ、A」
「大野は食べ物で釣るけど、ニノはちゃんとしてるよ？」
「具体的には？」
「大野とは違ってちゃんと相手してくれるし」
「ニノ、お前まさか･･･！！」
「･･･ノーコメント」
その時だった。チャイムが鳴り出ると、俵堂がいた。
「･･･俵堂･･･」
「･･･よう」
「･･･ん」
「･･･あ･･･。Aちゃん、大丈夫？」
「･･･ん」
「･･･なら、良かったよ」
「･･･」
「･･･Aちゃん、来週から来ていいから」
「･･･ん」
「･･･ごめん、俺があんなこと言ったから」
「･･･違う、俵堂のせいじゃないから。それじゃぁ、月曜日に」
玄関のドアを閉めると、その場にしゃがんだ。
「Aちゃん、紅茶冷めちゃう――って、Aちゃん？」
大野は私を静かに抱き締め。
「･･･どうした？」
「何でもない･･･」
「Aちゃん、何かあったら俺に言って。Aちゃんは俺が守るから」
「･･･何、まともなこと言ってんの」
「大野さんらしくない」
「Aには甘々だから」
「うん、うん」
「うっさい･･･」
：
「･･･」
「･･･Aちゃん、起きてる？」
「･･･」
「･･･俺のこと嫌い？」
「･･･」
「･･･俺はAちゃんが好きだよ」
「･･･」
「･･･Aちゃんに他に好きな人が居るなら、もうしないから」
「･･･」
「･･･だから･･･」
瞼を開けると隣で寝てるニノと目が合った。
するとニノは自分の方に私を抱き寄せた。
「･･･ニノ？」
「･･･」
大丈夫、優しくするから――そう言ったニノは、ひと晩中、私を犯しイカせまくった。
挙げ句の果てにナカ出しされ、バイブで蓋をされた。
「ンッ･･･///」
「上手に出来たら、してあげるよ･･･」
「ンッ･･･」
その時だった。ニノのスマホが鳴った。
スマホの画面を見ると不適な笑みを浮かべた。
「あ、大野さん。どった？」
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作者名：ありす | 作成日時：2021年10月17日 23時
