もう一度……君に会えたら…………2【SAO】

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そう、リネルが言ったときには、もうユージオとキリトは床に倒れこんでいた。

ピクッと指などが動くから、彼女達が使ったのは毒……麻痺毒だろう。しかも、ルベリルの毒鋼で作った刃に紅玉樫の柄。なかなかの代物だ。

フ「なっ………！？」

リ「避けた……！？」

私は、というと、いくら麻痺毒が効いて痛くないといっても痛そうなので全力で避けました。

A「あ、自己紹介途中だったね。私の名前はA・シンセシス・ゼロ。今、そこに転がっている二人を最高司祭に届けるところだったんだけど………まぁ、50階で殺ってもいいよ」

ユージオとキリトが焦っている気がする。

そりゃ……味方だと思っているやつが裏切ったからね。見掛けだけだけど。

とりあえず、リネルとフィゼルを刺激しないようにする。

もちろんリネルとフィゼルは、私の提案(？)に乗ってくれた。

フ「じゃあ、あんたはそっちの黒いやつ運んで」

A「わかった」

リネルとフィゼルでユージオを運ぶ。……いや、引きずっている。

私は、キリトを背負う。

そのまま楽しそうに喋る二人の後ろを歩いていき、49階についたとき、太ももを誰かに触られる。

A「ひやぅ！？」

変な声を出したが、幸い二人には気づかれていない。誰が触ったんだよ……！と思っていると、耳元で囁かれる。

「武装完全支配術を詠唱しておけ………」

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ダークリパルサー

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あずきいろ

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ユイ(SAOver.)

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