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チュ「システム・コォォォォォォォォルッ・ジェネレェェェト………」
先を走っているチュデルキンは、既に隠し部屋に到着したようで、何か神聖術を唱えていた。
こっちはというと、チュデルキンサイズに作られた廊下を進むのに、ものすごく苛立っている。
時折、アリスの肩のアーマーが壁を削る音がしたり………まぁ、とにかく走りにくい。
私とアリスより足の速いキリトは、先に部屋へ入り、室内の安全とチュデルキンを確認する。
キ「いないな………でも、どうやって移動したんだ……?」
A「私はチュデルキンじゃないんだからわかるわけないだろ。……まぁ……」
部屋をぐるっと見回して考え付くのは、昇降盤で上の階へ移動した、ということだけだが。
A「あ………もしかすると」
持っている剣を鞘にしまい、両手を天井にかざす。
A「ルミナス・エレメント」
結句だけで、限界数である10個の光素を作り、片っ端から天井に無造作に撃ち当てる。
天井の一部が一瞬光り、厚さ50cm、直径1mほどの大理石がゆっくり落ちてくる。
A「……気、引き締めて行こっか」
キ「あぁ」
ア「ですね」
それぞれの返事を聞き、15m先の大理石へ歩み出す。
その時、視界の端で何かが光ったと思ったらマントを翻し、緩やかに舞い降りてくる人がいた。
美しいデザインの金属鎧を着た……体格からすると男性だが、逆光で顔がわからない。
だた、一言言えるのは、私はいまだかつてこんな整合騎士を見たことがない。
自慢じゃないが、整合騎士の顔と名前全員記憶している。
なのにこの体格、鎧、その他色々……を見て、ピンとこない。
…………いや、間違いだったかもしれない。
この整合騎士を見たことがないのは当たり前で、『知らない』と思ったのは現実を受け止めたくなかったからだ。
つまり………
キ・A「ユージオ………」
ユ「…………」
目の前に立つ、整合騎士は今まで行動を共にした、ユージオだった。
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ユイ(SAOver.)
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玉ねぎ - あの、続きはどこに、、、、、あるんですか? (2月20日 20時) (レス) @page49 id: 6df66340ec (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - こちらの続きはもう見れないのでしょうか…? (2018年11月18日 1時) (レス) id: 2a517fa579 (このIDを非表示/違反報告)
SHEI☆(プロフ) - すいません!ページが見つかりません( ノД`)… (2018年1月7日 21時) (レス) id: 7a40cd812c (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ - みなてぃさん» 感激ですか...!? そういう温かいコメントを貰うと書いていてよかったと思います!これからも頑張ります! (2016年5月18日 0時) (レス) id: 6eb3e6bb96 (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ - うさPさん» 泣くほど面白いだなんて...!これからも期待に応えられるように更新頑張ります! (2016年5月18日 0時) (レス) id: 6eb3e6bb96 (このIDを非表示/違反報告)
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