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い…痛い…。
派手に転けた恥ずかしさよりも、
痛みのほうが勝っている。
手「大丈夫か?」
うん、
全然大丈夫じゃないです。痛いです。
不「ああ、膝から血が出てるね。
これは戻ってから手当てしないと…」
なんて、
私の膝を見ながら言う不二先輩。
あの時走ったことを
今更だけど後悔するわ、これ。
それよりも痛いよ。
不「はい、Aちゃん乗って」
と、私の前に
しゃがむ不二先輩。
「ええ!?
いや!大丈夫です大丈夫です!
このくらい自分で歩けますから」
転んで年下の男の子に
おんぶされるなんて悪いです!
不「怪我してる女の子を
歩かせるなんてダメ。早く乗って」
うう…。
「すみません…失礼します」
私は不二先輩の
好意を受け入れ背中に乗った。
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さとふぁむ(プロフ) - りんさん» いつもコメントありがとうございます!前のやつがログインできなくて、お手数お掛けしてしてすみでした!これからも変わらずに読んで下さると嬉しいです。 (2018年4月18日 23時) (レス) id: 73b71405cb (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続編おめでとうございます続き楽しみにしてます (2018年3月28日 18時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:alicexxx0508 | 作成日時:2018年3月27日 14時