【鬼滅の刃】私のクラスは恋愛禁止！【時透無一郎・我妻善逸】「続編」

58話 【怖いよ…！】 ページ10

顔を上げると、無一郎が居た



ガシッ…




『あっ…！』




無一郎は私の腕を引いて、そのまま抱き寄せた




善逸「ちょっと…？」




無一郎「言ったでしょ？引き剥がすまでだって」




善逸「…」




無一郎「…」




す…凄い睨み合ってる…！




『あぁ〜…あぁ〜…仲良くしよう…？』




二人の顔を交互に見る




無一郎 善逸「無理!!!」




…！はい!!!




無一郎「行くよ」




無一郎が勢い良く私の手を引く




『あっ！無一郎！』




ーーーーー
廊下で歩きながら無一郎がため息を吐く




無一郎「よそ見したらすぐこれだよ…」




足を止めて無一郎が振り返る




無一郎「気を付けてね？」




『はい…』




教室に時間差で戻った




ーーーーー
靴を履き替え玄関を出る




校門に向かって歩いていると…後ろから声が…




無一郎「暗城さん！」




善逸「Aちゃん！」




あ…




振り向くと、無一郎と善逸が髪を引っ張り合いながら歩いてくる




怖い…怖い…怖い…




無一郎 善逸「僕/俺と、帰ろ？」




『何やってるの!?』




私は二人の手を離す




『まだ学校だよ!?』




善逸「俺は大丈夫、クラス違うから」




善逸が無一郎をガン見しながら言う




無一郎「チッ…」




善逸「とにかく、俺と帰ろ？」




無一郎「なに言ってんの？僕と帰るでしょ…？」




善逸「うるさい！俺と帰るの！」




無一郎「そっちがうるさい！」




あ〜！喧嘩になる！




ん？あっ、あれは！




私は、校門の先に駆け出す




『有一郎！助けて！』




有一郎は驚いた顔で、私を見る




有一郎「どうした？」




私が無一郎達をに手を向けると、有一郎は「あいつら、何してんの？」と呆れた




『一緒に帰ってくれない？バレる前に…』




有一郎「あぁ…良いぞ」




『ありがとう、ゆう兄ぃ〜！』




有一郎「……兄ぃ…」




『えっ？』




有一郎「なんでもない、行くぞ」




『待って！』と有一郎に着いていく




良かった…有一郎も違うクラスで…




ーーーーー
帰り道で、善逸達の事を有一郎に話した




有一郎「なるほどな」




『私は無一郎以外好きにならないのに…』




有一郎「分かってる…」




有一郎が私の頭を撫でる




有一郎「お前は他の男に目移りなんてしないって」




有一郎を見て『もちろん』と微笑む




アパートに着いてから、有一郎と別れた

59話 有一郎編 【選択肢】→←57話 【お散歩】

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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