【鬼滅の刃】私のクラスは恋愛禁止！【時透無一郎・我妻善逸】「続編」

55話 【冨岡先生、いらっしゃいますか？】 ページ7

私は鍵を閉めて、アパートの階段を降りた




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『ふぁ〜い…』




手で抑えながら俯き欠伸する




善逸「ん？寝不足？」




うん、あなーたのせいで




私が頷くと、善逸は私の涙を親指で拭い口角をあげた




善逸「俺のせい？」




ちょっと待って…積極的ってこういう感じ!?




これは…いろんな意味で心が痛い…




『うん…そんなとこ…』




善逸「イヒヒッ可愛いね！」




私は足を早めた




善逸「あっ！待ってよ〜！」




ーーーーー
『冨岡先生、いらっしゃいますか？』




一人で学校の職員室に入る、善逸は殴られないように玄関でお留守番




善逸は服装チェックをすることしか知らなかったらしく、詳しい事を聞くために冨岡先生を訪ねてきた




伊黒先生「ネチネチ…暗城、早いなどうした？」




伊黒先生がネチネチ言いながら、私の元に来てくれた




『あの…私副風紀委員なんです、それでやるとこを冨岡先生に聞きに…いらっしゃいませんか…ね？』




伊黒先生「あいつ今日居たか？」




伊黒先生は、朝食のおはぎを食べている不死川先生を見て聞く




不死川先生「知らねェ、居ないんじゃねェ？」




冨岡先生「(俺はここに)居る」




『キャァ！』




突然後ろから冨岡先生の声が聞こえて、吃驚してバランスを崩してしまった




伊黒先生「危なっ…！たくっ…しっかりしろ、お前は朝からネチネチ…冨岡、居るなら挨拶くらいしろネチネチ…」




伊黒先生が支えてくれたけど、思い切りネチネチお叱りが下った




冨岡先生へのネチネチが終わってから、やっと話せるようになった




『あの…冨岡先生、風紀委員と副風紀委員は何をすれば良いですか？』




すると冨岡先生は自分のデスクから、2枚のボードを出して無言で渡してきた




ボードには紙が挟んである、問題事を書く欄や先生への報告を書く欄などがある




よく見たら右上に風紀委員と書いてあった




もう一つのボードには、副風紀委員の文字が…紙は、先生への報告欄がない代わりに欠席を書く欄があった




そしてどっちにも全校生徒の名前と服装評価の表が…




嘘でしょ…これ全員？




『冨岡先生、全校生徒の服装チェックしてここに書く…そして問題があったら、ここの欄に書くでよろしいですか？』




冨岡先生「そうだ、分からない事があったら(俺以外の先生に)聞け」




優しい…




『分かりました、それでは失礼致します』




一礼して職員室を出た

56話 【服装チェック】→←54話【積極的に待つだけ】

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