【鬼滅の刃】私のクラスは恋愛禁止！【時透無一郎・我妻善逸】「続編」

97話 【優しさに溢れる皆】 ページ49

驚いた善逸の後ろから無一郎が見えた




無一郎は私を立ち上がらせて、手を繋いだ




善逸「違うんだよぉ…本当にしてないから…ね…？Aちゃん…」




私が頷くと、泣いている善逸の肩を無一郎がポンッと触った




無一郎「教室戻ろ」




善逸「うん…」




『うん！』




３人で教室に戻り、午後の授業を受けた




ーーーーー
帰り道、今日は大人数での下校…その理由は…




『本当にご迷惑をお掛けしました！』




水族館メンバー＋有一郎に頭を下げる




無一郎「何も頭下げなくても…」




ぐっ…！あなたも謝る側でしょ!?




有一郎「お前が言うな」




流石、有一郎！




炭治郎「でも、良かったよ…めでたしめでたしで！」




禰豆子「お兄ちゃんと同意見です」




『ありがとう、炭治郎、禰豆子』




伊之助「仕方がねぇからな！お前にAの隣やるぜ！あいつ俺様の事好きらしいしな！」




と伊之助が無一郎の肩に手を回して、「ガハハ」と笑った




無一郎「あぁ…ありがとう…ちょっと、苦しいかな」




無一郎と伊之助を炭治郎が止めていると、善逸が話した




善逸「お前そういう時だけ名前間違えないのな！俺も嬉しいよ、Aちゃんが幸せそうで！」




『ありがとう！』




善逸「あぁ…もう俺、お母さんになろうかな？」




善逸の良く分からない考えを、取りあえず肯定した




改めて皆を見る




『皆！本当にありがとう、優しい皆に出会えて幸せだよ…！』




すると伊之助から離れた無一郎が隣に立った




無一郎「僕も、本当にありがとう」




炭治郎 禰豆子「ああ！ はい！」




伊之助 有一郎「おう！ あぁ…！」




善逸「うん！」




ーーーーー
あれから一年が経った、変わったのはクラスメートと学年ぐらい




そして幸せなことに、皆同じクラスになった！




禰豆子も高校生になり、同じ棟に居る




いい意味で私達は変わってない、私と無一郎は相変わらずで…




最近は「高２だから」と意味の分からない言葉と共に、"色々"教えられる




炭治郎と伊之助も相変わらず、皆と同じクラスを一番喜んでるのは伊之助かも知れない、そして帰りに大人数で竈門ベーカリーに行くのが、習慣になってる




有一郎は煩い私達に呆れる毎日、でも遊びに誘うと笑って一緒に来てくれる




善逸も変わらない、今でも告白してくれる、もちろんネタだけど




無一郎「ニコニコしてどうしたの？」




座っているベンチの隣に無一郎が座った

最終話 【幸せ】→←96話 【ありがとう】

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